2015年に結成10周年を迎えたオルタナティヴ・ロックバンド、THE NOVEMBERSが土屋昌巳をプロデューサーに迎えたEP。優雅で洗練されたポップスをTHE NOVEMBERS流に表現した作品。 (C)RS
JMD(2015/10/03)
2015年はTHE NOVEMBERSにとって結成10周年を迎え、更にフレッシュな活動が目立つ年となった。日本の様々なシーンを代表するアーティストと同じステージに立つことが増え、BOOM BOOM SATELLITES,sukekiyo,envy,downy,レッチリのギタリストJosh率いるDot Hackerなどと共演。大型フェスではVIVA LA ROCK2015・CAVE STAGEのヘッドライナーを飾った。そして、初の映像作品である「"TOUR Romance?" LIVE AT STUDIO COAST」を満を持してリリースし、音だけでなく映像の美しさも非常に評価の高い作品となった。
ソロ活動も盛んになり、小林祐介(Vo/Gt)は浅井健一、有松益男(Back Drop Bomb)と3人で新バンド「ROMEO`s blood」で活動。また、DIR EN GREYのDie(Gt)のソロ・プロジェクト「DECAYS」ではギターボーカル、L‘Arc~en~Cielのyukihiro(Dr)のソロ・プロジェクト「acid android」ではギターでサポート参加している。ケンゴマツモト(Gt)は園子温監督作品「ラブ&ピース」に出演。高松浩史(Ba)はLillies and Remainsのベースサポート。そして、吉木諒祐(Dr)はトクマルシューゴ率いるGellersのドラムサポートも行う。
そんな飛躍の年となった2015年、10月に新しい作品「Elegance」をリリースする。優雅で洗練されたポップスをTHE NOVEMBERS流に表現した作品となっている。今作はプロデューサーとして、JAPANや一風堂などで活動し、BLANKEY JET CITY、GLAYなど様々なアーティストの作品をプロデュースした土屋昌巳氏を迎え、THE NOVEMBERSが持ちあわせていた美しさを一層引き立てている。サウンドエンジニアはこれまでのTHE NOVEMBERSの全作品にも関わっており、indigo la endのエンジニアも務める岩田純也氏(triple time studio)が担当した。
発売・販売元 提供資料(2015/08/28)
結成10周年の新作は、プロデューサーに土屋昌巳を迎えた6曲入りEP。全方位にノイズを放出した前作から一転、コクトー・ツインズと末期ロキシー・ミュージックと往時のネオアコをミックスしたかのような、美しくロマンティックなサウンドを展開している。史上最高にポップな仕上がりだが、クリスタルの結晶体ばりに澄み切った音像は病んだ空気も感じさせる。ある種のハードコアな突き詰めぶりは前作同様の快作だ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.384(2015年10月25日発行号)掲載)