| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2015年09月25日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Sakura |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | SAKURA5 |
| SKU | 4909346307834 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:19:10
【曲目】
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(i .20'37"+ii .8'14"+iii .11'27"=40'18")
(2)ベートーヴェン:交響曲第7 番 イ長調 Op.92(i .12'27"+ii .8'59"+iii .8'00" +iv .7'03"=37'29")
【演奏】
佐藤久成(ヴァイオリン)
宇野功芳(指揮)、仙台フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
ライヴ収録:2015年4月11日/宇和島市立南予文化会館

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もちろん 超個性的な演奏ですから…
『チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲』
頭から、ソロの熱いこと!
もう、何かに取り憑かれたよう!
カデンツァでは 1音1音、ホールの残響音を聴きながら?の演奏は、点と点を繋ぐような組み立てにも聴こえて、それはまるで現代音楽の様!
テンポやフレージングの自在さに しっかりついていくオケには もうミラクルとしか言えない。
第2楽章の これまた止まるんじゃないかと思われるスローテンポで、点描のような演奏にppで合わせていくオケに、これまた唖然!
第3楽章は もちろん、熱すぎる演奏。
ここまでやるか?って 限度をはるかに超えているように 私には聴こえましたが、オケがそれにしっかりついてしまうと、違和感が小さくなっていく。
強烈な個性いっぱいの演奏ですが、それを完璧にサポートした仙台フィルに大ブラボー!
『ベートーヴェンの交響曲第7番』
最初の和音を溜めてから鳴らすところが 宇野先生の音になっている!この曲 冒頭に休符、無かったよなぁ~ って感じ。
意外と速めのテンポの序奏にはビックリ。
主部に入っても 展開部で多少の宇野先生らしさが耳にできたものの 比較的穏健な演奏って感じ。仙台フィルが前半と同様、完璧にそのデフォルメに対応できていたからかもしれません。
テンポの動きは少なかったものの、楽器の呼応に対する強調は 強烈。特に 低弦や管楽器のフレーズやドローンを明快に示すあたりは 聴いていてとても爽快でした。もちろん、ティンパニの強打も!ただ 日大オケの時みたいに ティンパニ協奏曲のような一人舞台にならなかったところは 宇野先生の変化か それともオケ(ティンパニの竹内さん)の力量か?
宇野先生を1982年から聴いている私の印象です。そして この公演を宇和島で聴いた感想です。