アフリカとアジアとヨーロッパの文化が混じり合うインド洋の小さな島レユニオンのグループ、トグナの2008年作品。島の伝統音楽マロヤのリズムに、レゲエ、ソウル、ロック、ヒップホップの要素をミックスさせたアクースティックでパーカッシヴなサウンドは、ジャンルを超えて聴く人の心に響く。フランス語、英語、クレオール語によるヴォーカルが突き刺さる、グルーヴィーな一枚。 (C)RS
JMD(2015/08/20)
インド洋に浮かぶレユニオンから登場した注目のグループ、トグナ。レユニオンのポピュラー音楽として知られるマロヤをベースに、レゲエ、フォーク、ロックなどの要素を取り入れた独自のサウンドは、とにかく聴いていて爽やかで気持ちいい。いまハヤリの言い方をするなら、オーガニック。しかし同時に、その根底にある力強い生命力を感じさせるのが彼らの音楽の魅力だ。My Spaceで流れていた彼らの演奏へのアクセス数が2か月で8万件を超えたというのも、彼らの音楽が持つ普遍性を証明している。
intoxicate (C)篠原裕治
タワーレコード(vol.77(2008年12月20日発行号)掲載)
アフリカ大陸の南東、インド洋に浮かぶ小さな島・レユニオンから現れた〈言葉の家〉の意をバンド名に掲げる3人組がこのトグナ。彼らの奏でる音楽はレゲエ、ロック、ソウル、現地の伝統音楽=マロヤなど、さまざまなジャンルの土臭い部分を圧縮抽出して豪快にまとめ上げたもので、驚くほど力強く、躍動感に満ちている。英語、フランス語、クレオール語を駆使して辛辣な社会風刺をエモーショナルに歌う中心メンバーのシラは、ベン・ハーパーやジョン・バトラーを引き合いに出されることが多いそうだが、確かに印象的なスライド・ギターやファルセット歌唱には、両者のファンなら思わずかぶりついてしまうだろう。土埃と潮風に育まれた、強烈に後を引く極太オーガニック・サウンド、ぜひ体感を。
bounce (C)西尾 洋儀
タワーレコード(2008年12月号掲載 (P91))