一つのバンドの灰から新たな不死鳥が今空に舞い上がる。 話題の"ニューカマー"NO DEVOTION(ノー・ディヴォーション)。BBC RADIO1、NME、KERRANG!など英米メディアも注目する、全てを乗り越え辿りついた地平線に鳴り響くメロディアスなロック・サウンドが、遂にフル・アルバムとして実を結ぶ!
元ロスト・プロフェッツのメンバー5人(リー・ゲイズ、マイク・ルイス、スチュアート・リチャードソン、ジェイミー・オリヴァー、ルーク・ジョンソン)と、現在活動を休止しているサースデイのジェフ・リックリーによって2014年結成されたニュー・グループ"NO DEVOTION"(ノー・ディヴォーション)。2015年初めにはドラマーのルーク・ジョンソンが脱退、2015年8月現在はプロック・パーティのドラマー、マット・トングを加えたラインアップとなっている。
2014年発表されたデビュー・シングル「Stay」は、BBCレディオ1のROCK SHOWでオンエアされるや否や、ポジティヴな反響と注目を一気に集めるようになり、UK OFFICIALROCK&METALチャートで7位、UK OFFICIAL INDEPENDENT TOP40にもエントリーを果たす。その後、ジェラルド・ウェイのUKツアーのサポートを行ったり、セカンド・シングルの「10,000 Summers」が73万枚以上のSpotifyでストリーミングされたりと、着々活動の幅を広げ、また支持も集めていった。
そのNO DEVOTION待望のデビュー・アルバム『PERMANENCE』が完成!"恒久不変"を意味する本作のプロデュースはスチュアート・リチャードソンと、ブロック・パーティやマーズ・ヴォルタ、フランク・ターナー等で知られるアレックス・ニューポートが手掛け、ミックスはフレーミング・リップス、MGMT、サースデイ等と仕事をしているデイヴ・フリードマンが担当した。
サウンドは、彼らが過去から、そして自身から解き放れたとはっきり感じさせるような、ポスト・パンク・サウンドである。アグレッシヴなリズムを持ちながら、時折メランコリックにも響くメロディアスなロック・サウンドはまた、JOY DIVISIONやTHE CURE、NEW ORDERなどの影響も感じさせる。それぞれが過去と折り合いをつけ、新たな地平でNO DEVOTIONとしてのサウンドを響かせる!
発売・販売元 提供資料(2015/08/07)
イアン・ワトキンスの逮捕によって活動休止を余儀なくされたロストプロフェッツのメンバーたちが、元サーズデイのジェフ・リックリーをフロントに据えて始動させたバンド。両グループ共にポスト・ハードコアを出自としながら、特にここ数年においては実験的なサウンドメイクを実践してきたわけだが、この初作ではそれをさらに推し進めたような印象を受ける。具体的には、浮遊感のあるウワ音などからシューゲイザーやインディー・サイケ的な匂いを強く感じるのだ。それをデイヴ・フリッドマンが奥行きのあるミックスでまとめ上げているのも大きな聴きどころ。〈永久〉や〈永続性〉を意味するアルバム・タイトルは、過去と決別してこのバンドで未来を切り拓こうという意思の表れか。
bounce (C)粟野竜二
タワーレコード(vol.384(2015年10月25日発行号)掲載)