近年コレクターズ・マーケットで猛威を振るうカレッジ物、その中でも極め付きのお宝アイテムが念願の銀盤化!!!
ピープルズ・ワークショップは、テキサス州ヒューストンの名門ブラック・カレッジ、T.S.U.(テキサス南大学)にてハワード・ハリス教授が主宰する音楽芸術のプラットフォームで、その内容は作曲や演舞の他にダンスやポエトリーと多岐に渡る。
T.S.U.といえば、あの""Tighten Up""を生み出したTSUトロネードズをすぐに連想するだろう。またヒューストンは全米屈指の音楽都市として名高く、学生バンド物のトレンドを呼び込んだカシミア・ステージ・バンドや、いわゆるテキサス・ファンクの代名詞であるミッキー&ソウル・ジェネレーション等のマニア垂涎盤を数多く産出したソウル・ファンクのメッカである。そんな地で長きに渡り地域に根ざした活動を続ける彼らの晴れ舞台でもあるショウ・コンテストは、何とあのビヨンセも幼少期に出場した登竜門。
本作は万博に見立てて様々な楽曲を収めた1982年の企画盤。アナログ原盤の珍しさやアカデミックな作風からコレクターズ・オンリーのキワモノに見られがちだが、内容的にはミディアムやスローを重視した実に聴き応えのあるオーソドックスな一枚。
ロイ・エアーズを思わせるジャズ・ファンク・マナーの歌物メロウネスTR-1がいきなり秀逸。続くサウダージ・フィールを持ち合わせたミディアムのTR-2で、モダン・ソウルやフリー・ソウルの音キチ諸兄を完全にノックアウト。以降も、ラガ風味のTR-3、セサミ・ストリートを思わせるTR-5、ジャジーなTR-7のツー・ステップ群から、本職コーラス・グループも真っ青の正統派スウィートTR-6、キッズ・コーラスを伴って女性ヴォーカルが歌い込むTR-9のスロー・ソウルまでじっくり聴かせる。一方ダンス物では、アル・ケントの"Disco Demands"にも選ばれたTR-4、トリッキーで息も吐かせぬTR-8、と超絶ディープ・ディスコもバッチリ収録。
以上九曲、レア・ソウルのエキシビションといえる大充実の内容!もしシングル・カットされれば、すべてがプラグ・サイドとなり得る完成度の高さ!!もう普通のソウルでは満足出来ない、そんなコアなマニアをも唸らせるユニークな楽曲群は必聴、そして必携!!!
発売・販売元 提供資料(2015/09/09)