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クラシック
SACDハイブリッド
  • 〈タワーレコード限定商品〉このアイテムが手に入るのはタワレコだけ!
プロコフィエフ: ピアノ協奏曲第3番; モーツァルト: 交響曲第35番「ハフナー」, 第38番「プラハ」<タワーレコード限定>
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4.0

在庫状況 について

商品の情報

フォーマット

SACDハイブリッド

構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2015年09月06日

規格品番

TWFS-90005

レーベル

SKU

4988065900052

商品の説明

※ 初発売。ステレオ録音
※ 2015年新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を別個にマスタリング→SACD層:DSD5.6MHz、CD層:DXD352.8kHz/32bit)
※ オリジナル・アナログマスターからの高品位(DSD5.6MHz、DXD352.8kHz/32bit)音源よりデジタル化
※ 解説:藤野竣介氏、前川公美夫氏(序文解説)、解説書合計8ページ

商品の紹介
アルゲリッチ初来日時のプロコフィエフは世界初出。札響を飛躍させたシュヴァルツとの伝説の記録

1970年に初来日を果たしたアルゲリッチの、日本での記念すべき初の協奏曲演奏がこのプロコフィエフの3番でした。当時の熱狂振りと札響との熱い共演は、今では伝説となっています。シュヴァルツ指揮によるモーツァルト2曲の品位ある響きも絶品。オリジナルのアナログマスターより高品位でリマスターを行った、稀少なステレオ音源です。アルゲリッチは1965年のショパン・コンクール優勝後もDGレーベルを中心に複数のレコーディングを行い、ここに収録されているプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を1967年にアバド指揮ベルリン・フィルと録音。そして1970年1月から2月にかけて初めて来日しました。1月15日東京文化会館を皮切りに、東京と横浜でソロ・コンサート開いたあと、1月24日には札幌で協奏曲のソリストとして登場することになりました。アルゲリッチが最初に日本のオケと共演したのは、実は札響だったのです。それまでも世界的なソリストと幾多の共演をしてきた札響でも、当時でもスターであったアルゲリッチとの共演は、この時代を代表するハイライトと言ってよいでしょう。演奏は、アルゲリッチの才気溢れる強烈なピアノとの対峙から始まり、徐々にぐいぐい引っ張られていく様は聴いていて感動します。最後に一体となった熱気とパワーは、一度聴いたら忘れられない体験と言えるでしょう。やはり凄い演奏です。尚、ブックレット内には、「音楽の友」1972年1月号に掲載された、珍しいアルゲリッチの写真を入れました。恐らく1972年以来となる、貴重な写真です。アルゲリッチとの共演は、1969年に札響の指揮者に就任し、ちょうどこの1970年より常任指揮者として札響の重要な成長期を牽引したペーター・シュヴァルツでした。カップリングのモーツァルト2曲は、弦楽器出身のシュヴァルツとの驚くべき演奏です。結成から10年に満たない札響をここまで昇華させた力は絶大で、自然なモーツァルトの流れや柔和さは、当時の日本のオケでは出色だったのではないでしょうか。1925年ウィーンの生まれで、ウィーン少年合唱団からウィーン国立アカデミーで作曲とチェロを学んだシュヴァルツは、チェロ奏者としてウィーン・フィルや1952年からは結成されて7年ばかりのバンベルク交響楽団では首席も務めた名手でした。指揮をスワロフスキーとクレメンス・クラウスに学び、指揮者としてのキャリア転身を図った先が札幌交響楽団だったのです。札幌に根ざし、まさに札響と共に一時代を築いたシュヴァルツこそ、現代の札響の音色の基礎を固めたと言っても過言ではありません。(1/2)
タワーレコード (2015/10/08)
今回の復刻では、札幌交響楽団が保有していたオリジナルのアナログマスターテープより、高品位で2種のデジタル化を行い(DSD5.6MHzとDXD(352.8kHz/32bit))、そのままのスペックでSACD層、CD層用として別々にマスタリングし、製品化を行いました。楽器の個々の音色や当時の会場の空気感までも伝える音質で、ここまで素晴らしい音が残っていたことは驚くべきことです。1970年代の録音では、より各楽器の音色や実在感が増した響きとなっています。SACD化でより顕著に感じることができるでしょう。今回のステレオ音源でも、時代を超えた生々しい響きに驚くことと思います。尚、経年変化や当時の収録方法により、一部にノイズやドロップアウト等の聴き苦しい点がございますことをご承知ください。今回の札幌交響楽団アーカイブ・シリーズ第I期は、全5点を発売いたします。(2/2)
タワーレコード (2015/10/08)
収録内容

構成数 | 1枚

【収録曲】
1. プロコフィエフ : ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op. 26
2. モーツァルト:交響曲 第35番 ニ長調 K.385 《ハフナー》
3. モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 K.504 《プラハ》

【演奏】
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)(1)
札幌交響楽団
ペーター・シュヴァルツ(指揮)

【録音】
1970年1月24日(1)、 2月12日(2)、 4月14日(3) 札幌市民会館 第91回(1)、第92回(2)、第94回(3)定期演奏会ライヴ
    • 1.
      [SACDハイブリッド]
カスタマーズボイス
総合評価
4.0
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投稿日:2016/09/10

1970年のアルゲリッチと札幌交響楽団の共演の貴重な記録である。プロコフィエフは、冒頭から疾走する。当時の聴衆はさぞ「打っ魂消た」だろう。これに比べると今の彼女は「穏やか」だ。モーツァルトの交響曲も含めて札幌響の演奏も良い意味でオーソドックス。ただ、録音は正直言ってあまり感心しない。広がりも奥行きも少なく、強音部は刺激的でキャンキャンした音だ。瞬間的なドロップアウトは修復する方が良いと思う。

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販売価格(税込)
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