Jazz
CDアルバム

Sophisticated Abbey

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¥
2,490
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フォーマット CDアルバム
発売日 2015年10月17日
国内/輸入 輸入
レーベルHigh Note Records
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 HNR7572802
SKU 632375728021

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:54:01

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Painted Lady
    2. 2.
      Long as You’re Living
    3. 3.
      Spoken Introduction
    4. 4.
      Somos Novios (It's Impossible)
    5. 5.
      Sophisticated Lady/There Are Such Things/Man of Music
    6. 6.
      Whistling Away the Dark
    7. 7.
      Spoken Introduction
    8. 8.
      People in Me
    9. 9.
      The Nearness of You/For All We Know
    10. 10.
      Golden Lady
    11. 11.
      God Bless the Child

作品の情報

メイン
アーティスト: Abbey Lincoln

その他
エンジニア: Jon Rosenberg
プロデューサー: David Jaye

商品の紹介

ジャズ・ヴォーカルという枠を越え、ジャズ、そして時代のアイコンとして存在感を放ったアビー・リンカーンの80年キーストン・コーナーでの貴重なライブ音源。
正に魂のアーティスト、アビー・リンカーン。その一般的な印象といえば、60年代の反骨精神にあふれた姿でしょうか?シカゴで生まれ、ミシガンで育ったアビーは、その街で生きた年長者の人々から、アメリカに生きる黒人の困難な生活を聞いて育ったとのこと。また、50年代の始めにハワイの小さなクラブで歌っていた時、ビリー・ホリデイと出会った時間を一生の思い出と語るほど、ビリー・ホリデイに影響を受けたとのこと。そんな、彼女の表現は、心の発露であり、ヴォーカルというものを一種超越したものであったといえましょう。必然として叫びとなった60年代の表現は今なお鮮烈であり、今では伝説といっても過言でないでしょう。しかし、そのコアは、60年代に限らず一生ものであったと思われます。90年代から亡くなる直前までの作品は、曲としての完成度を見せ、洗練されたアレンジを伴っていきますが、表現は一貫として、メッセージに富み、貫かれた表現を聴かせてくれたもの。それだからでしょう。近年になって彼女の歌をカバーする人は多く、また今、ヒップホップの方面から注目を集めるマーク・キャリーも、アビーのバンドにいた時を振り返り、その楽曲を取り上げた作品をリリース。話題を集めたのも記憶に新しいところです。
本作は、そんな彼女の一生にあって、素顔を垣間見られる貴重音源。ピアニストには、フィル・ライト。"50年代、ウィントン・ケリーがいなかった時には、このフィル・ライトがいた"というほどの<<長きに渡るコンビを組んだピアニスト>>がいたから、なおさらなのでしょうが、いつになくリラックスした演奏は、いい意味の力の抜けがあるといえます。それは、2曲のオリジナル(M1.8)にもあり、数々のスタンダードにも見える表現。決して、叫ばず、強い声もなく・・・しかし、かみしめるように言葉一つ一つを大切にして歌う所は、正に魂の歌そのもの。先入観なく聴いて、一瞬にして、何かを感じさせる世界があります。闘った経験があるからこそ、至った優しさ、癒し、そして一種のあきらめと許容量。1930年生まれ、この時50歳。この世界、やはり、唯一無二。聴く人の心を揺さぶります。
80年という時は、アビー・リンカーンにとって、あまり作品がない時代。そうした意味でも、彼女の人生を語る貴重な音源といえます。
ライナー・ノーツも、歴史的な事実に加え、96年にバックステージで会った時のエピソードも交え、充実しています。
発売・販売元 提供資料(2015/09/09)

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