アメリカ屈指のサイケデリック・ポップ・バンド、マーキュリー・レヴによる7年ぶり、8作目!結成約20年を経てもいまだ衰えることのないその創造性で2008年には『SnowflakeMidnight』と姉妹アルバム『Strange Attractor』という2枚の傑作を同時に発売したマーキュリー・レヴ。それから7年経った15年9月、待望の8作目となる新作『ザ・ライト・イン・ユー』の発売が決定。2013年秋から制作を開始した今作はバンドが<Bella Union>に移籍してから初となるリリースで、メンバーのグラスホッパー(g, vo)とジョナサン・ドナヒュー(vo, g)が初めて2人だけで手がけた作品。これまでレコーディング・メンバーとして裏方を支えていたデイヴ・フリッドマン(人気プロデューサーとしても活躍)とのスケジュールが合わなかったことから、10代の頃から親友である2人だけで作り上げることを決心したのだという。今作に期待できるものを問われたグラスホッパーは、次のように答えている。「鉄製レゾネーター・マンドリン、ティンパニー、そりの鈴、それからあらゆるエレクトリック・ギター。ここ最近の最高傑作だよ。とてもビッグなサウンドさ!」
発売・販売元 提供資料(2015/07/22)
初めてジョナサン・ドナヒューとグラスホッパーの2人だけで完成させた7年ぶりのニュー・アルバム! 結成から四半世紀以上を経た彼らがいま奏でるシンフォニーの、何と荘厳なことか! 美麗なコーラス、金属製のリゾネーター・マンドリンやティンパニ、ソリベルなどをサイケデリックなエレキに絡め、深淵なる音世界を作り上げている。静と動が共存した、キャリア史上もっともドラマティックな一枚だ。
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.383(2015年9月25日発行号)掲載)