吹奏楽のニューレパートリーを日本に取り入れ続けてきたJWECCの集大成
吹奏楽の新たな魅力を発掘!

F・フェネル博士、D・ハンスバーガー氏、彼ら吹奏楽の偉人たちは1980年代の日本の吹奏楽に対し、「日本の吹奏楽はアメリカに比べ25年遅れている。」と投げ掛けました。フェネル博士は日本のレパートリーを少しずつ変えようと、アメリカのニューレパートリーを次々と日本に紹介してきましたが、その後の博士の遺志を継ぐべく、JWECC(日本管楽合奏指揮者会議)は発足をし10年間様々なレパートリーを紹介してきました。(仲田守)
JWECCは海外の新作や名作を数多く日本に取り入れ、国内外の作曲家への委嘱を積極的に行ってきました。10年にもわたる日本の吹奏楽界変革への努力は計り知れません。F.フェネル博士の遺志を継承し10年の月日を経て集大成を迎えたJWECCのライヴ録音を是非!!
フランス革命10周年を記念し、H.ベルリオーズが英雄の葬送と変革の勝利を謳った合唱と大軍楽隊のための《葬送と勝利の大交響曲》。ルネサンス・近代・現代の音楽を融合し、吹奏楽の可能性を創造したK.サルフェルダー《シャドウズ・アブレイズ》。光田健一《フォロ・ロマーノ》は古代ローマに行きかう多種多民族の躍動と栄枯盛衰を見事に吹奏楽で描いた。吹奏楽で繊細な心の表情を表現した長生淳《アスキリヤヴェ～ありしものへ》 。マーチで名を成したスーザの《ホームワード・バウンド》《ガーシュウィンのスワニーによるユーモレスク》《サーカス・ギャロップ》など全9作品を収録。
ブレーン・ミュージック

発売・販売元 提供資料 （2015/07/03）