ロンドン郊外の街ベッドフォード出身の4ピース・バンド、"ドン・ブロコ"。2012年にアルバム『Priorities』でデビューし、ライヴを重ねながらUKのロック・ファンの間でその名を知られる存在となってきた。彼らのルーツであるオルタナ/ヘヴィ・ロックをベースに、ポップ、ファンク、ダンス、そして80年代「ニューロマンティック」のエッセンスをも多分に取り入れ彼らの持ち味を大きく打ち出し、満を持してリリースするのが今作『Automatic』だ。プロデューサーは、マクバステッド、ザ・ブラックアウト等を手掛けるジェイソン・ペリー。泣きのメロディが冴えわたる骨太なエモ・ロックから、爽やかなハーモニーが印象的な踊れるキラキラ・パーティー・ロック、はたまたデュラン・デュランやパワーステーションといった80年代のバンドをも彷彿とさせるキャッチーなポップ・ロックまで、そのサウンドはまさに音楽のメルティング・ポット! バンドの幅広い音楽性を支えるメンバー個々の変幻自在なテクニックと、ヴォーカル、ロブの印象的な声が絶妙にマッチし、彼らにしか作りえないバラエティに富んだアルバムに仕上がっている。オルタナ・ロックファンはもちろん、パニック・アット・ザ・ディスコからダーティ・ループスのファンにまで届けたい快作です!
発売・販売元 提供資料(2015/06/22)
UKのポップ・ロック・バンドによる2作目。聴いてまず想起したのは全盛期のデュラン・デュランだ。土台は芯のある骨太なロックだが、メロディアスかつダンサブルなキラメキを塗すあたりは80年代のニューロマに共通するアプローチ。タフさも感じられるフロントマンのヴォーカルとラジオ・フレンドリーな楽曲との相性も良い。演奏力も高く、ダーティ・ループスが好きな人に薦めたくなる。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.382(2015年8月25日発行号)掲載)