ハウス、ブロークン・ビーツ、ソウル、アフロ、ジャズ、ヒップホップ等、ジャンルの垣根を超え、全てを飲み込んだディーゴならではのオリジナル・ダンス・ミュージックは今作も健在!期待通りの新作が遂に完成!2011年の『A Wha Him Deh Pon ?』以来となる4年振りのフルレングス・アルバム!
ダンサブルながら、滑るようにスムーズなビートとソウルフルなヴォーカル・フィーチャー、ジャズのエッセンスも抱え込んだリズム、まさに唯一無二のDディーゴサウンドがこれだ!柔らかいシンセ・ワークに包まれるフュージョン・ジャズテイストの「Feminist Meetings」、土着的なオルガンに導かれるコーラスとパーカッションが印象的なアフロ・トラック「Greed & Power」、ゆったりと流れ込むビートとリズムの中に溶け込むソウルフル・ヴォーカル!これぞディーゴとも言えるサウンド「Keep It Moving Right」、アップリフトでバウンシーなビートとエモーショナルに歌い込むヴォーカルがナイス!
ウエスト・ロンドン・ハウスな「Shine A Light」、そしてミディアム・テンポに乗せ、気持ちいいスペースを作り出すシンセとブラックネスなハーモニーが絶妙なDego's ソウル!ディーゴらしいクール・グルーヴが炸裂する絶品アルバム!
発売・販売元 提供資料(2015/07/01)
クラブ・シーンにおけるブラック・ミュージックを更新し続ける存在として、USにセオ・パリッシュがいるのであれば、UKにはこの西ロンドンの雄がいる。そういえば最近セオのサウンド・シグネイチャーから盟友カイディ・テイタムとの共同名義でシングルを出すというトピックもあったディーゴだが、ここにソロ名義でのセカンド・アルバムを届けてくれた。ジャズやアフリカ音楽、70年代ソウルを巧みなクロスオーヴァー感覚でブレンドし、独自のフィルターを通して洗練されたグルーヴを生み出す様はディーゴならでは。今回は特に"Star Track 7""We've Been Here Before""The Stronghold Of Lithius"のフュージョン的なアプローチが安定して心地良いです。タイムレスに楽しめそうなクォリティー。
bounce (C)池田謙司
タワーレコード(vol.381(2015年7月25日発行号)掲載)