2015年に結成50周年を迎えたグレイトフル・デッド。その歴史の中で、2,318回という驚異的な数のライヴを行ってきた彼等は、アメリカを代表するライヴ・ロック・バンドとしてその存在を広く知られるまでになった。
1965年のバンド結成から、ジェリー・ガルシアが1995年に亡くなり、バンドとしての活動を停止するまでの30年、彼等のライヴ・パフォーマンスは絶えず変化と進化を繰り返し、また録音も自由、そのテープを交換することもOKといった彼らの特徴的スタンスも、"デッド・ヘッズ"と呼ばれる熱狂的なファンを生み出し、後世のジャム・バンドにもそのスタイル、志とも大きな影響を与えたのであった。
その30年に亘るライヴ活動の歴史から、新たに30公演分の初公式化音源が登場。4枚組のCDからなる本BOX SETには、その30年に亘るライヴから、1年1曲を厳選したものが収録されている。年代順に並べられた楽曲は、バンド最初のレコーディング・セッションからセレクトされた1965年の「Caution (Do Not Stop On Tracks)」に始まり、1995年2月21日に行われた、ユタ州ソルト・レイク・シティのデルタ・センターで行われたショウからの「Visions Of Johanna」で締めくくられる。
デジパック仕様のパッケージには4枚のディスクは勿論、ローリング・ストーン誌等にも寄稿しているジャーナリスト、Jesse Jarnowによる各収録曲の解説も収録されている。
アメリカを代表するライヴ・ロック・バンドであり、1つのカルチャー・ムーヴメントを作り上げたグレイトフル・デッドのライヴ・ヒストリーを1つにまとめた究極のラヴ・アルバムがここに登場した。
発売・販売元 提供資料(2015/06/12)