ヌーンデイ・アンダーグラウンドのサイモン・ダインは、近年のポールウェラー作品『SONIK KICKS (2012)』『Wake Up the Nation (2010)』『22 Dreams (2008)』でもプロデュースを手掛け、全英1位を獲得するなど、プロデューサーとしても才能が大きく開花し、今や自他ともに認める英国モッズシーンの最重要人物の一人となった。
ヌーンデイ・アンダーグラウンドは、サイモンが好きな60年代の音楽、たとえば、STAX、モータウン、ビートルズ、ザ・フー、ビーチボーイズといった音楽のエレメントに、デ・ラ・ソウル、ピート・ロック、THE 45 KINGなどの80sヒップホップの影響をブレンド&コラージュすることで、レトロでサイケデリックでフューチャリスティックな"まったく新しい手ざわりのモッズ・サウンド”をこれまでに展開してきた。
今回のアルバム「Body Parts For Modern Art」は、マンチェスターにあるサイモンの自宅に保管されている膨大なマスターテープの中から掘り起され、エディットやミックスを加えて制作された。全27曲未発表バージョン、15年以上に渡るヌーンデイの活動を総括するベスト盤ともいえるアルバムは、以下の3つのパートに分かれている。
●part 1:デイジーのボーカルが入った未発表曲。デイジーの歌声は、Julie DriscollとGrace Slickをブレンドしたような雰囲気があり、「Faster Than The Fastest Thing」の熱唱などでは、Shirley Basseyを想起させる。
●part 2:主にインスト曲のセレクション。ヌーンデイ・アンダーグラウンドの人気曲の別バージョン(「London」の初期バージョンなど)や他の様々な未発表の曲を初公開。
●part 3:サイモンが手掛けた"Adventures in Stereo”の幻のデビュー作"青ジャケット盤”(故ジョン・ピール氏のお気に入りアルバムでもある。)のトラックのインストのコレクション。当初、東ドイツで収録された音源を新たにミックス、エディットを加えて仕上げられた。
発売・販売元 提供資料(2015/08/12)