イタリア注目の若手ジャズ・シンガー、キアラ・パンカルディのセカンド・アルバムが登場。スタンダード・ナンバーのみで、現在伸び盛りのキアラの美麗なヴォーカルをたっぷり堪能できる好アルバムに仕上がっております。注目はバックを固めるバンド・メンバー。彼女の才能を初期から認め、2013 年、NY のジャズアットリンカーンセンター(ディジーズ・クラブ・コカコーラ)でのライヴに招いたアメリカのソウルフルな人気ジャズピアニスト、サイラス・チェスナットを中心に、ジョニー・グリフィン、エリック・アレキサンダーら幾多の有名アーティストと共演をしているベーシスト、ジョン・ウェバー、同じく、エリック・アレキサンダー・カルテットのメンバーであり、引っ張りだこのドラマー、ジョー・ファンズワースという申し分ないメンツ。それもそのはず、本作のアーティスティック・プロデューサーと、ライナーノーツも執筆しているのは、サイラスと共に、彼女の才能に惚れ込んだ、気鋭のトランぺッター、ジェレミー・ペルトである。クラシックからジャズ、ブラジリアンまで音楽をこよなく愛するキアラが本作で取り上げているのは、全てスタンダード。マイ・フェア・レディ名曲(1、2)、ニナ・シモンやデヴィッド・ボウイも取り上げた(3)、ビリー・ホリデイやダイナ・ワシントンも歌った(4)、アルバム・タイトルにもなっている(5) は、ブロッサム・ディアリーらの歌唱でも知られるナンバー。キアラは、心を込めてしっとりと歌い上げている。ピュアで明るい色彩ながら憂いもある魅力的なヴォーカル。注目のシンガーです!
発売・販売元 提供資料(2015/06/24)