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永遠のピアノ: 毛沢東の収容所からバッハの演奏家へある女性の壮絶な運命

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フォーマット 書籍
発売日 2015年04月25日
国内/輸入 国内
出版社芸術新聞社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784875863939
ページ数 392
判型 四六

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

音楽があったからあの革命を乗り越えられた。

前半生を革命で失った女性がピアニストになるまでの、衝撃的自伝。

幼少期に得た、ピアノを弾くことの喜び。しかし歴史はその素朴な喜びを抱き続けることを許さない。十代の希望にあふれる少女を、革命へと巻き込んでいくのだ。1966年、著者が育つ中国に文化大革命の嵐が吹き荒れる・・・。西洋音楽を演奏することは禁じられ、場合によっては死をも意味することになった。革命の高揚に著者自身も煽られ、一度はピアノを放棄して農村へと放逐される。けれども、やがて抑えがたくなる演奏することへの渇望。監視の目を逃れながら、何とかピアノを演奏できるようになると、この喜びを二度と手放さない強固な意志を獲得する。文化大革命が終結すると、再び演奏家を目指し、自由の国アメリカへ向かう。カルチャーギャップと、言葉も通じないさらなる苦難を乗り越えて演奏の技術を高め、フランスで本格的な演奏家としてデビューしたのは40歳の時だった。中国現代史の重要な証言であるとともに、音楽が人生に何をもたらすのか、芸術の意味とは何かを問う波乱の人生絵巻。バッハや老子への思索を底辺に潜ませた多層の物語は、フランス語で著された最も優秀な音楽書籍に贈られる「グラン・プリ・デ・ミューズ」を受賞しました。

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