ナッシュヴィル産7人組ファンク/ソウル・バンドのEP2作が日本独自にCD化。太いドラムとルーズめなホーンが織り成すズッシリ、モッタリとした土臭い聴き味は、汚し加工が施されたジャケさながらのヴィンテージ感。リーダーである巨漢ヴォーカリストのディロバートはそんなバンド・サウンドと相性抜群の塩辛声でありながら、"The Joy"のようなシカゴ・ソウルを思わせる華やかな曲も似合うキレ味あるシャウターだ。
bounce (C)池谷昌之
vol.380(2015年6月25日発行号)掲載(2015/06/25)
現代のミュージック・シーンに切り込むソウルの真髄!!60'sソウルの伝説を継承する圧巻のサウンドに注目!
サザン・ソウルの伝統を受け継ぐ大興奮のサウンドにゴスペル仕込みの圧巻の歌声!そして.エネルギッシュでブラスの効いた表情豊かなダイナミックなファンクにソウルDJ界隈でも話題沸騰!DeRobert and the Half-Truthsのフロントマン・DeRobert Adamsは、テネシー州・ナッシュビルから200マイルほど西に行ったところにあるメンフィスの準郊外で教会の聖歌隊の一員として音楽人生のスタートを切った。彼はこの地で自身の生まれ持った才能を開花させ、さらに日々トレーニングを重ねることで高い技術と表現力を伴った実力派ヴォーカリストへと逞しく成長する。2000年、19歳になったDeRobertは、家族の反対を押し切りスーツケースに荷物をまとめてマーフリーズボロの夜へと飛び出した。マーフリーズボロと言えば小さな大学街として知られる街だ。この街にあるミドルテネシー州立大学で、彼は後のG.E.D.Soul Recordsの創立者でありThe Half-Truthsのメンバーとしても活動を共にすることになるNick DeVanとDavid Singletonの二人と出会いを果たす。DeRobert & the Half-Truths名義での処女作となる7inch"Fallen' In Debt"は2008年にリリースされ、さらに"Wake On Up"、"Too Busy"という2枚のEPも相次いで発表された。そしてこれら気骨ある作品群によって彼らは、耳の早いブラック・ミュージック・リスナーやソウルDJ等の心を瞬く間にがっちりと掴んでみせた。彼らの持ち味であるオールド・スクールなサウンドとDeRobertの圧倒的な歌声は本作『Beg Me, Soul in a Digital World』の中でも遺憾なく発揮されている。音楽の歓びを一点の曇りもなくストレートに味わわせてくれる名盤と言えるだろう。
発売・販売元 提供資料(2015/06/01)