フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2015年06月03日 |
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規格品番 |
PROC-1705 |
レーベル |
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SKU |
4988005898678 |
オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケットとジャケット裏も掲載)
オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)音源を CDマスターに使用
解説:満津岡信育氏、志鳥英八郎氏、西原稔氏
ジャン・フルネ(1913~2008)ほど日本の聴衆に親しまれ、愛されたフランスの指揮者はいないでしょう。1958年にドビュシーの歌劇『ペレアスとメリザンド』を日本初演するために初来日し、以来92歳で最後の来日をする2005年の引退コンサートまで約半世紀の間、様々な日本のオーケストラに客演し、明快な造形と高雅な気品を併せ持った指揮ぶりで聴衆を魅了しました。このCDはフルネのロシア物を3曲収録しています。リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』は1958年、フルネが初来日した年にウィーン交響楽団と録音されたもので、日本でも1961年にフォンタナより初発売されて以来、1970年代初頭まで親しまれました。1999年に一度CD化されましたが、今回久しぶりの再登場となります。『シェエラザード』は1888年の作品ですが、ディアギレフのロシア・バレエ団がバレエ化し、1910年にパリで上演してから世界的な有名作品となりました。モントゥー、アンセルメといったフランス系の指揮者がレパートリーとしたのはロシア・バレエ団での指揮がきっかけです。フルネによるウィーン響の色彩豊かな響きを活かした、爽やかで軽やかな演奏は、フランスの先輩指揮者たちの演奏伝統を受け継いだものと言えるでしょう。この録音ではヴァイオリン・ソロを当時のウィーン響コンサートマスター、ヴァルター・シュナイダーハン(ソリストで有名なヴォルフガングの実兄)が務めていることでも注目されます。彼の甘美で艶やかな節回しは、美しく気品高い王妃の描写に相応しいものです。1959年にコンセルトヘボウ管と録音した2曲も、同様にオケの美しい響きを無理なく活かした演奏で、ロシア的な力強い演奏とはまた違った味わいが魅力となっています。尚、オリジナルのアルバムに収録されていた残り2曲は、インバル指揮の「海」他と共に既にPROC1286として2013年に再発済です。今回の復刻では、ジャケットにLP初出時のオリジナル・デザインを使用し、従来通りオリジナルのマスター・テープからハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)音源をCDマスターに使用しました。
構成数 | 1枚
1. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザ-ド》 作品35
2. モデスト・ムソルグスキー:交響詩《はげ山の一夜》
3. アレクサンドル・ボロディン:交響詩《中央アジアの草原にて》
【演奏】
ヴァルター・シュナイダーハン(ソロ・ヴァイオリン)(1)
ウィーン交響楽団 (1)、 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 (2,3)
ジャン・フルネ(指揮)
【録音】
1958年7月 ウィーン (1)、1959年6月 アムステルダム (2,3)
【原盤】
Philips
-
1.[CD]
録音のせいなのか、コンセルトヘボウ、ウィーン響ともこんなに粗いオケだったかと思うほどである。金管もオンマイクで録音したのかと思うほど他の楽器ともバランスが悪い。音の奥行きも感じられず色彩感もない。フルネは好きな指揮者だがこのアルバムは期待外れ。評価も最低では酷なので2点にします。
企画は積極的で立派、オリジナルのデザインも魅力的です。ただ何故このような成功作でない録音(シェエラザード)を復刻したのか疑問です。敢えてVSOの演奏レベルが低いという思わしくない評判を現在の人にも再認識させただけのような気がします。冒頭の劣悪な保存状態もマイナス。フルネの素晴らしさを聴いてもらうなら、併収した2曲のオリジナル・アルバムの方を復刻された方が良かったのではないでしょうか。
フルネの信者としては、久々の朗報。これは見逃せません。フルネはフィリップスにアムステルダムコンセルトヘホウ管弦楽団と、ペール・ギュントなど多数録音していたはず。是非これを機に、その全ての復刻をお願いしたいところです。パリのオーケストラとのダンディやビゼーの作品は(モノラルですが)永遠の名盤です。
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