2013年の最新作『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション』で"踊れるフランツ"復活を印象付けたイギリスが誇る不動の4人組フランツ・フェルディナンドが、アメリカが生んだ最強の兄弟カルト・ポップ・バンド、スパークスとタッグを組んだ"FFS(フランツ・フェルディナンド・スパークス)"、まさかのコラボ・アルバムをドロップ!
噂となっていたこの英米2組によるコラボレーションが遂にアルバムとしてリリース!2007年の2組の出会いから約8年を経て、2013年春にセッションを行ったフランツとスパークス。NME誌とのインタビューでロン・メイルは「スパークスとフランツの電車衝突が起こったとしたら、こんなサウンドになるだろう」と語った話題の作品。既にFFSとしてフェスティバル出演することも発表され、本格的なツアー活動も期待されるなか、注目のアルバムが遂にリリース!
発売・販売元 提供資料(2015/04/28)
Rolling Stone - 3.5 stars out of 5 -- "Both bands share a wildly eccentric sense of melodrama, which is why the combo clicks."
NME (Magazine) - "'So Desu Ne' crackles past on a sea of skronky disco synths..."
Pitchfork (Website) - "'Piss Off''instantly earns its place on the next Sparks greatest-hits collection: it's a jaunty, lyrically withering rocker of the sort they used to crank out in the '70s..."
Clash (Magazine) - "The interplay between the two frontmen especially is a joy to behold and Kapranos' smooth, hushed vocals are the perfect counterpoint to an eccentric and near-hysterical Russel Mael."
Rovi
ご存知フランツ・フェルディナンドとスパークス、かねてより交流のあった英米の実力派2組が結託し、コラボ盤をリリースした。"So Desu Ne"や"Collaborations Don't Work"といった曲名には思わずズッコケたが、シアトリカルでクスッと笑えて、尖りつつも娯楽性に溢れた踊れるポップ・ロックの旨みがぎっしり。ジョン・コングルトンのプロデュース・ワークも流石としか言いようがない。
bounce (C)上野功平
タワーレコード(vol.380(2015年6月25日発行号)掲載)
ベルセバと並び、もはや新鋭という期間を通り越し、グラスゴーを代表するバンドとなったFranz FerdinandがアメリカのSparksとコラボし「FFS」としての処女作を発表した。10年前位のことだが、フランツの1stを聴いたときの直感"直球で脳裏を刺激するというよりは、緩い変化球でじわじわと副作用がやってくる絶妙な感じ"を改めて思い出す。しかも、それそこがSparksの持つ、変化球サウンドと一致していることを本作を聴いて今更ながら痛感。グラスゴー系アーティストが隣接する国々からではなく、アメリカからの音楽的影響が強いことも再認識。コラボ作品の理想系。
intoxicate (C)大石昌稔
タワーレコード(vol.116(2015年6月10日発行号)掲載)