Ex Machina

ビヨンセ作品を手掛けるコンポーザーのベン・ソールズベリーとポーティスヘッドのジェフ・バーロウによるイギリスのSFスリラー映画『エクス・マキナ(Ex Machina)』(英2015年/日本2016年公開)のサウンドトラック(2015年作品)!第61回アイヴァー・ノヴェロ賞「最優秀オリジナル・フィルム・スコア」受賞作品!映画は第88回アカデミー賞「視覚効果賞」受賞を始め、各国の数々の賞を受賞!
本作は第88回アカデミー賞「視覚効果賞」受賞を始め、各国の数々の賞を受賞したイギリスのSFスリラー映画『エクス・マキナ(Ex Machina)』(英2015年/日本2016年公開)のサウンドトラックで第61回アイヴァー・ノヴェロ賞「最優秀オリジナル・フィルム・スコア」受賞した。ディスク1はオリジナル・スコア、ディスク2にはボーナスマテリアルを10曲収録。アートワークは映画映像を使用し、INVADAのアートディレクター、マーク・ベサント(ポーティスヘッド他)が手掛けた。

『エクス・マキナ』(2015年 イギリス作品 / 監督・脚本 アレックス・ガーランド / 音楽 ジェフ・バーロウ、ベン・サリスバリー / 主演 アリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン、オスカー・アイザック)のサウンドトラック盤。

Geoff Barrow and Ben Salisbury first collaborated on the excellent Drokk: Music Inspired by Mega-City One, an imaginary soundtrack to the world of the comic book character Judge Dredd, and their Ex Machina score is just as compelling. Their music for Alex Garland's artificial intelligence thriller recalls Drokk -- as well as influences like John Carpenter and Vangelis -- but this time Salisbury and Barrow take a more restrained approach. Beautiful but unsettling atmospheres like "The Turing Test" and "Watching" seem to come straight from the uncanny valley, while the serene "Skin" allows them to explore different emotional territory convincingly. Ex Machina's lengthier tracks expand on the duo's roots: "Falling" fuses synths and guitar harmonics into a sparkling web while "The Test Worked" builds on a bubbly analog synth motif that recalls vintage library music as well as Boards of Canada's blend of ethereal and sinister. Subtle and haunting, Ex Machina is another fine example of the quality film music Invada released in the 2010s. ~ Heather Phares|

甘美でお洒落なSFアンビエント・エレクトロ。
『Ex Machina』(2015)サウンドトラック
音楽 ベン・サリスバリー&ジェフ・バロウ
監督・脚本 アレックス・ガーランド
主演 アリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン、オスカー・アイザック
『ザ・ビーチ』原作、『28日後・・・』『わたしを離さないで』脚本など、イギリス映画ニューウェーヴの重要ストーリーテラーであるアレックス・ガーランドの初長編監督作品。マッド・サイエンティスト、若きプログラマー、そして美しきアンドロイドを巡る、SFサイコ・サスペンス。音楽は、BBCの自然系ドキュメンタリーの仕事で知られたベン・サリスバリーとポーティスヘッドのジェフ・バーロウ。アンビエント・エレクトロなスコアは、クリフ・マルチネス『ソラリス』を彷彿とさせるが、甘美さを音色で表したり、後半でのメロディのやや明確化など、まさしくお洒落なSFサウンドの趣。上記の通り、クリフ・マルチネス・サウンドのファンあたりには、大お薦め。 (C)馬場敏裕