■追悼 オリン・キープニュース
＜執筆者 児山紀芳、油井正一(再録)、青野浩史、岡崎正通＞
リヴァーサイド・レーベルの創立をはじめ、モダン・ジャズの隆盛と発展を支え続けた偉大なるプロデューサー、批評家であるオリン・キープニュースが今年3月1日に逝去した。今回の特集ではその実像に迫るべく、第1部ではその人物像を知る日本におけるキー・パーソン2人に交流秘話を語っていただき、第2部では本邦ジャズ評論の第一人者、油井正一氏が74年に執筆したオリン・キープニュースが明かしたインサイド・ストーリーを再録、キープニュースが生み出した名盤選とともに彼の功績とその人となりをジャズ史と重ね合わせながら再考する。

■fox capture plan
＜2015年3部作第1章 UNDERGROUND＞
今最も勢いのあるジャズ・ユニットといえばこのグループをおいて他にいない。今年は既に3作のアルバムリリースが決定しており、その動向に益々注目が集まるが、その第1弾がいよいよリリース、彼らの現在進行形の思いを伝えるとともに最新情報も満載し、今年のジャズ・シーンを牽引するトップランナーの動向を追う。

■内田修ジャズコレクション CD第3弾
＜三保敬太郎、日野皓正、富樫雅彦、渡辺貞夫・・・＞
「NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARD 2014」≪特別賞≫に輝いた岡崎市「内田修ジャズコレクション」から、『カタログvol.1 60's』『人物vol.1 高柳昌行』に続く第3弾『カタログvol.2 レイト60's』がリリースされる。タイトル通りの1960年代後半の演奏を収録したこの作品には、火傷しそうなほどの熱量を発するアーティストたちの息吹が捉えた貴重音源の全容を紹介する。

■KEITH JARRETT CREATION & ECM For Tomorrow II
現代ジャズ最高峰のアーティスト、キース・ジャレットの最新音源とECM名盤の復刻40作を特集。キース・ジャレットやECMの総帥、マンフレッド・アイヒャーと親交が深く、数々のECM作品を手掛けたプロデューサー。稲岡邦弥氏がそのしられざるエピソードとともに語る。

■AUDIO REVISITED:新宿DUG
オーディオをジャズ、そして人との繋がりからそのサウンドが生み出す魅力を浮き彫りにしていく連載シリーズの第3回。今回は前身となるDIGとともに日本のジャズ文化を育んできた名店、新宿・DUG。オーナーでありジャズ・フォトグラファーの第一人者でもある中平穂積氏に、数々のジャズ・ジャイアンツのライヴ演奏に接してきた経験により培われた、独自のオーディオへの拘りと哲学を数々のエピソードとともに語ってもらった。

■PORTRAIT IN MODERN JAZZ
＜キャノンボール・アダレイ＞