ラスマス・フェーバーも認めた才能、Opolopoが新作アルバム「Superconductor」をリリース!メジャーでのコンパイル盤をはじめ、Tokyo Dawn Records、Local Talk、Swedish Brandyなどからも秀作をリリースするPeter Major A.K.A. Opolopo(オポロポ)。ハンガリーで生まれ、スウェーデンで育ったというOpolopoは、幼少の頃よりキーボーディストだった父の影響もあり、ジャズ、フュージョン、そしてソウルやファンクなど実に多くの音楽を聴いて育ったという。彼の初期の作品は、主にそのジャズ~フュージョンの影響を色濃く表した作品が多く、北欧ならではの洗練された音作りと、高いスキルに裏打ちされたポップで耳ざわりのいいサウンドメイクで、Opolopoの人気を一気に全国区に押し上げた。そして、もうひとつ、幼少期の父の影響でインスパイアされた音、それがソウルでありディスコ・サウンドだ。今回のリリースは、Z Recordsからということもあり、まさにその色を強く反映させた、全編80'sサウンドで埋め尽くされているアルバムなのだ。御大Joey Negroのサウンドが、アッパーなディスコ・ミーツ・ハウスが特徴だとすると、Opolopoはミディアム目で、しっとりと聴かせるダウンビートともいえる。そしてそれがジャズやフュージョンにほどよくクロスしているナイス・ヴァイヴに仕上がっている。そしてこのアルバム、侮ってはいけないのが、フィーチャリング・アーティスト。あの大ベテランKeni Burkeをはじめ、Chaka Khanの妹、Taka Boom、Jazzanovaなどにも参加するデトロイトのベーシストPaul Randolph等、その他凄まじ過ぎるメンツが勢ぞろい!!Joey Negro、Z Recordsファン、そしてラスマスあたりが提唱しプレイするエレクトリック、ディスコあたりのリスナーにもドンズバ!メンツも凄いが、内容も凄い!
発売・販売元 提供資料(2015/06/01)
スウェーデンのハウサー、オポロポの新作は、ジョーイ・ネグロ主宰のZからのリリースとあって、ディスコ全開な内容に。粘り気のあるブギーなグルーヴでグイグイ引っ張ってくれて、これが思わず腰にくる。70~80年代に活躍したケニ・バークやタカ・ブーンを起用することでさらにディスコ色を濃くしたり、現デトロイト・シーンで活動するカーネル・レッドやポール・ランドルフもイイ味出してます。ディスコ愛爆発ですね。
bounce (C)池田謙司
タワーレコード(vol.380(2015年6月25日発行号)掲載)