タイラー・ザ・クリエイター率いる西海岸のヒップホップ集団=オッド・フューチャーの最年少ラッパー、アール・スウェットシャツ待望の2作目!超豪華な布陣で制作されたデビュー作とは打って変わって、ほぼ全て自身で完結した本作はまるで隠遁するかのように自身の内面と向き合った作品。着実に次の一歩を踏み出したアール・スウェットシャツの今がここにある!
タワーレコード(2015/04/17)
タイラー・ザ・クリエイター率いる西海岸のヒップホップ集団=オッド・フューチャーの最年少ラッパー、アール・スウェットシャツ、2枚目のスタジオ・アルバム。鋭いラップ、抜群の声の良さ、フィーチャリングで参加したフランク・オーシャン『Orange』の「Super Rich Kids」でも絶大な印象を残し、注目の中リリースされた前作『Doris』(2013年)は、プロデューサーにファレル・ウィリアムス、RZA、BADBADNOTGOOD、タイラー・ザ・クリエイター等、他にもフランク・オーシャン、ドモ・ジェネシス、ヴィンス・ステープルズ、ケイシー・ヴェジーズ、マック・ミラー等が参加と、豪華な布陣でも話題になった。
翻って今作は、ほぼ全て自身で完結したプロダクションで、フィーチャリング・アーティストもごく限られたメンバー。まるで隠遁するかのように自身の内面と向き合った作品となり、鋭いラップは一層キレを増している。オルガンに導かれるジャジーな響き、スリリングなコード展開からもディープな内面世界が浮き彫りになる。ディープな一方で、自身の葛藤、社会の混沌と向き合う若さも漂う。次回作が待たれるオッド・フューチャーのクルーの中でも、着実に次の一方を踏み出したアール・スウェットシャツの今がここにある。
発売・販売元 提供資料(2015/03/30)
Rolling Stone - "On his excellent second LP, Earl Sweatshirt keeps deepening his game -- spooling out dense, mordant rhymes over zombifically blunted tracks as he somehow sucks you into his sunless reality."
Spin - "He seems intent on exorcising his mind, not wallowing in delusion."
Spin - "[This is] the sound of one of rap's foremost technicians shrugging off formalist concerns and bending all of his tools to articulate a suffocating dread."
Clash (Magazine) - "Lyrically, Sweatshirt still treads the perfect line between abrasion and introspection....This album finds the rapper focusing his trademark sputter on content over delivery."
Rovi