FEAR-X フィアー・エックス

無限の恐怖―。それが、この男の世界。

ニコラス・ウィンディング・レフン幻の傑作、解禁。

現実妄想強迫観念不安執念悪夢・・・この映画はクセになる―。


●『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』のニコラス・ウィンディング・レフン幻の封印作品、遂に解禁!
「プッシャー」(1996年デンマーク映画)で鮮烈なデビューを飾り、続く"BLEEDER"(1999年デンマーク映画)でその名を不動のものにしたニコラス・ウィンディング・レフン。その彼が満を持して放った、初の英語作品「FEAR X―フィアー・エックス」(2003年デンマーク・カナダ・イギリス・ブラジル合作)は、サンダンス映画祭、ロッテルダム国際映画祭等、各国の映画祭で高評価、批評家の絶賛を得て、大々的に公開された。約束された成功・・・。だがその興行は、まさかの大惨敗を喫し、巨額の負債を抱えたレフンは不本意ながら「プッシャー」の続編2作を監督、これにより一命を取り留める事になる。しかし、レフンとプロデューサーの製作会社は倒産。こうして幻の作品と化した「FEAR X―フィアー・エックス」だが、カンヌ映画祭で監督賞を受賞した「ドライヴ」(2011年アメリカ映画)の世界的大ヒットで注目され、その過去作が日本でも、相次いで劇場公開・DVD化された今、遂に発掘。その呪われた封印が解かれる事となる―。

●今、蘇る『ドライヴ』の原点。"FEAR X"・・・ それは決して戻れない、無限の恐怖世界。
現実と妄想が入り混じる戦慄のストーリーは、レフン自身と「ブルックリン最終出口」「レクイエム・フォー・ドリーム」の原作者ヒューバート・セルビー・ジュニアの共作。この悪夢世界の主人公に、コーエン兄弟の「バートン・フィンク」でも、強迫観念に取り憑かれ、壊れてゆく男を演じたジョン・タトゥーロ。そして、クローネンバーグ監督作品「クラッシュ」やフィンチャー監督作品「ゲーム」のミステリアス・ビューティ=デボラ・カーラ・アンガー、「ウォリアーズ」「48時間」等、ウォーター・ヒル監督作品の強烈な悪役で知られるジェームズ・レマーが共演。このキャスティングとブライアン・イーノ+J・ピーター・シュワルムの音楽が、貴方を果てしない無限の恐怖に誘ってゆく・・・。