| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2004年11月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Parlophone |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | WPCR-50098 |
| SKU | 4943674174553 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:25:04

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最初は新しい3枚組の方を考えていたのだが、資金繰りに行き詰まり、不本意ながら古い方を購入したのだが、20年前の編集盤とは思えないくらい音圧(音量)がしっかりしていて、年代の新しい楽曲は音もクリアで、経年による遜色は全く感じられなかった。
それ以上に素晴らしかったのが内容だ。自分の場合、ビルボード・チャートに登場するヒット曲とグラミーを逃した件のアルバムしか知らず、特に後者の”山姥”のような渋谷系の風貌としゃがれた歌声(大いに失礼)に翻弄されて、本質の”歌の旨さ”に気づかずにいたという、何とも間抜けなリスナーであったことに気づかされてしまった。
とにかく凄かった。演っている音楽もソウルやR&Bといった領域に止まらず、本物のロックにも軸足を置いていた。それも威風堂々と。厄介な暴れ馬にも真正面から立ち向かい、いとも簡単に乗りこなしていた。そのパワフルでエネルギッシュな歌声は、聴く者の心の奥底に届き、魂までも揺さぶる力を持っていた。
もちろん、個々の楽曲そのものも素晴らしいのだが、それらに命を吹き込んでいるのは、紛れもなく”ロックンロールの女王”、ティナ・ターナーなのだ。