日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音の完結と長年の演奏活動に対し、2014年にミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した山根弥生子の、ALM RECORDSでの16枚目のアルバム。学習者にもお馴染みのヘ長調のソナタK.332をはじめとして、愛らしさが印象に残るハ長調のソナタK.330などソナタ4曲とアダージョ ロ短調 K.540など、特に人気の高い作品を収録。加えて山根らしい選曲として、クラリネット五重奏 イ長調 K.581終楽章の主題を用いた珍しい変奏曲 K.Anh.137も収録。 (C)RS
JMD(2015/04/25)
日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音の完結と長年の演奏活動に対し、2014年にミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した山根弥生子。音楽批評家たちも瞠目する山根の、ALM RECORDSでの16枚目のアルバムとなる本盤には、学習者にもお馴染みのヘ長調のソナタK.332をはじめとして、愛らしさが印象に残るハ長調のソナタK.330などソナタ4曲とアダージョ ロ短調 K.540など、特に人気の高い作品を収録。加えて山根らしい選曲として、クラリネット五重奏 イ長調 K.581終楽章の主題を用いた珍しい変奏曲 K.Anh.137も収録している。
数多あるモーツァルト作品の中でも特別な美を誇るシンプルな作品群が、経験豊富な山根の演奏によって、深みと生彩を与えられる。
<山根弥生子(ピアノ)>
パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。その後チューリッヒ、ベルリン、モスクワでそれぞれマックス・エッガー、ヘルムート・ロロフ、ヤコブ・フリエールのもとで研鑽。1958年マリア・カナルス国際コンクール第一位。1960年日本でデビュー以来、国内外で絶え間なく演奏活動を続けて今日にいたる。1970年と77年には東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。海外の演奏はフランス、イタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ロシア、中国に及ぶ。レパートリーは古典、ロマン派から現代に及び、特に海外では日本の作品の演奏にも力を入れ、牧野由多可のピアノ協奏曲第2番、「浄瑠璃幻想」、宍戸睦郎のピアノ協奏曲第2番等を世界初演した他、松平頼則の「主題と変奏」も演奏している。国内のほとんどの主要オーケストラと共演し、国外でも多くの大都市のオーケストラ、旧レニングラードフィル(指揮アルヴィド・ヤンソンス)、ベルリン交響楽団(指揮クルト・ザンデルリング)、ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮ヴァーツラフ・ノイマン)、ドレスデン・フィル(指揮クルト・マズア)等と共演。協奏曲のレパートリーは40数曲に及ぶ。1975年度福山賞受賞。2013年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音を完結。2014年、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・独唱部門賞)受賞。
ALM RECORDS/コジマ録音
発売・販売元 提供資料(2015/03/20)