加藤和彦の"ヨーロッパ3部作"をリマスター音源でリプライス発売。本作は、加藤和彦及びパートナーの作詞家・安井かずみがこよなく愛読していたアーネスト・ヘミングウェイの生涯をテーマにしたコンセプト・アルバム(1979年作)。作家ゆかりの地であるナッソーやマイアミのスタジオで録音。小原礼や高橋幸宏、坂本龍一らを従え、レガエやカリプソのリズムを取り入れた最先端のサウンドアプローチとコンセプチャルな世界観が高い支持を得る作品。 (C)RS
JMD(2015/03/21)
加藤和彦及び作詞家安井かずみがこよなく愛読していたアーネスト・ヘミングウェイの生涯をテーマにしたコンセプト・アルバム。本人曰く「ヘミングウェイの思想ってものを音楽に置き換えたらどうなるかってことで、また違う世界を作り出す手法に興味があって、あれを作った」。レコーディングは作家ゆかりの地であるナッソーのコンパス・ポイント・スタジオと、マイアミのクライテリア・スタジオで録音。レコーディングメンバーとしてサディスティック・ミカ・バンドから小原礼と高橋幸宏、前作 『ガーディニア』 にも参加した坂本龍一、そして高橋と坂本が所属するYMOのツアーサポートメンバーだった大村憲司。 代表曲「アラウンド・ザ・ワールド」「ジョージタウン」はシングルヒット。1979年当時としては、第一線のアーティスト・ミュージシャンを従え、レガエやカリプソのリズムを取り入れた最先端のサウンドアプローチとコンセプチャルなそのアルバムの世界観は、色あせない作品として高い支持を得ている。
発売・販売元 提供資料(2015/03/17)
この年代にこのサウンドを、日本で発表出来てることが、本当に凄いことだ。