グラミー賞11冠に輝きアルバム総セールス2000万枚超を誇るモンスター・ロック・バンド<フー・ファイターズ>が、2014年11月、3年半ぶりにリリースした8thアルバム『ソニック・ハイウェイズ』はバンド結成20周年記念作として、フー・ファイターズ自身とブッチ・ヴィグ(ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』のプロデューサー)による共同プロデュースでアメリカを代表する8都市(シアトル/シカゴ/ニューヨーク/ロサンゼルス/ワシントンDC/オースティン/ニューオリンズ/ナッシュビル)にてレコーディングが行われた。
「これはアメリカ音楽史へのラブレターだ」とデイヴ・グロールは語り、並行してデイヴ・グロール自身が監督を務める全8回のアルバムと同タイトルのドキュメンタリー番組も製作されたが、今作は米ケーブルネットワーク局のHBOで放送された(日本でもWOWOWにてされた)このドキュメンタリー番組を収録。
デイヴ・グロールとしては、初監督作品となった前作『Sound City』(2013年)に続く音楽ドキュメンタリー作品であり、それぞれの音楽の個性を形作る、土地の風景や人々の人間模様を丁寧に描き出している。また放送されなかったオバマ大統領、ダン・オーアーバック(Black Keys)、チャックD(パブリック・エナミー)、ビリー・ギボンズ(ZZ Top)、ギビー・ヘインズ(ButtholeSurfers)等による貴重なインタビューもボーナス映像として収録されている。
発売・販売元 提供資料(2015/03/09)
同名アルバムの録音と並行して制作されていた米HBOのドキュメンタリーがパッケージ化。メンバーがDCやシアトルなど8都市を巡り、各土地と密接に結びついた音楽文化を探求しながら現地でのレコーディングに臨むという趣向で、バディ・ガイからマックルモアまで100名以上に及ぶインタヴューの成果も観どころ。彼らなりのマッピングで描かれたアメリカ音楽史が楽しめる。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.381(2015年7月25日発行号)掲載)