現在の「シティポップ+ブラックミュージック」ブームの火付け役となった大名盤!オザケンの隠れ名盤”Eclectic"に連なるグッドメロディにソウルのグルーヴを纏った時代を越えて時代を変えた大名盤。新時代のシティポップの中心として語り継ぐべき作品。シングル曲(2)(7)(10)をはじめ(4)(6)などキラーチューンだらけ!この作品を聴かずして現行シティポップは語れない!
(C)新宿店:TANAKAMAN
タワーレコード(2019/06/06)
日本語ポップスの新たなる光と道。
2015年、満を持してリリースされたceroの3rdアルバム。彼らの持つポップ・センスと、ディアンジェロ~プリンス的な密室的ファンクネスが奇跡的に融合した名盤。新たな日本語ポップスのアンセムとなった(7)を始め、夏の始まりのざわめきを感じさせる(4)や(9)、つんのめるビートとメロディが最高のシティ・ソウル⑬まで、彼らの最高傑作にしてテン年代を代表する名盤。
(C)新宿店:TANAKAMAN
タワーレコード(2019/02/01)
東京インディーポップ・シーンで頭角を現す3人組バンド、ceroの2年半ぶりとなるサード・アルバム。2枚のシングル「Yellow Magus」「Orphans/夜去」で見せたブラックミュージックの要素をさらにポップな質感、ceroらしい感触で取り込み、メロディ、グルーヴ双方を大切に両立させ、新鮮でジャンルの枠を大いに飛び越えた痺れる一枚。 (C)RS
JMD(2015/03/24)
先駆けて発表された2枚のシングルで予告されていたように、ロバート・グラスパーやディアンジェロへの接近を経て、これまで以上にヒップホップやソウル、R&B色の濃いアルバムが到着。緻密に構築されたミニマルなリズムがグルーヴを紡ぎ出し、お馴染みのスティール・パンもここではエレガントな響きを帯びている。デヴィッド・バーンがアフリカのリズムと出会ってトーキング・ヘッズ『Remain In Light』を完成させたのと同じメタモルフォーゼが、あくまでceroらしい親しみやすさを保ったままに起きているのが凄い。そして、〈失われた都市〉を漕ぎ出した船は、さまざまな時間と空間を通り過ぎて、馴染みの顔が待つ場所へと帰還。そこにはちょっとの安堵と、拭い切れないメランコリーが漂っている。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.379(2015年5月25日発行号)掲載)