アジーリア・バンクスのデビュー作が遂にCD化!既に海外メディアで高評価を得ており、エイフェックス・ツインをネタ使いしたりUKガラージやデトロイト・テクノにラップを乗っけたりと、エレクトロでダンサブルなサウンドも注目度大!イギー・アゼリアとのビーフなどでも知られるお騒がせ女子ですが、小気味良いラップはスキルフルな実力派です!
オススメ曲 ⇒(2)(5)(6)(12)
タワーレコード(2015/03/16)
2014年11月に突如デジタル配信のみでリリースされた今作はピッチフォークで既に昨年の年間ベスト25位を獲得、ニューヨーク・タイムズで年間ベスト3位など既に好評価を受けている。アジーリアは2015年3月に米プレイボーイ誌にて表紙を飾る事を発表、今までマリリン・モンローやケイト・モス、ナオミ・キャンベルなど超一流女性アイコン達が表紙を飾ってきただけに新人アーティストとしては異例の抜擢、注目の高さが伺えます!アルバムには先行シングル「Chasing Time」、スマッシュ・ヒットした「212」、「Luxury」が収録、アップテンポなエレクトロ・ハウス、R&B、Hiphopと縦横無尽に彼女の歌声とラップが交差している。
発売・販売元 提供資料(2015/02/25)
Rolling Stone - 3.5 stars out of 5 -- "She nods to club kids of all ages by infusing elements of jazz, deep house and U.K. garage into tracks like 'Desperado' and 'Chasing Time'....This just might be the year's boldest release."
Spin - "[E]xactly the project that fans were clamoring for, with Banks at her lyrical sharpest and, musically, her most eclectic so far."
Pitchfork (Website) - "Opener 'Idle Delilah' bursts in effortlessly crossing elements of house, dubstep, and Caribbean music."
Clash (Magazine) - "[A] bubbly, bright and boisterous affair....Never less than entirely entertaining."
Rovi
シングル"212"で鮮烈なデビューを果たして以来、音楽性以上にその破天荒な性格でも注目を集めてきたアジーリア・バンクス。Twitter上で吹っかけたビーフは数知れず、一度はメジャー・ディールを勝ち取るも、その体制に不満を抱いてみずから契約破棄。本作リリースまでにおよそ3年を費やした。シーンきってのお騒がせ娘のアルバム、一体どんなことに……と蓋を開ければ、MJコールの2ステップ・サウンドが炸裂する"Desperado"に、どこか淫靡なガラージ・ハウス調の"JFK"、マシーンドラムによるフューチャー・ブギー風な"Luxury"と、既発曲も含めて、彼女の倒錯しつつもピュアな音楽的好奇心が体現された内容に。ぶっ飛びラプンツェル姫によるフューチャー・ノスタルジー・ワールドをご堪能あれ。
bounce (C)渡辺志保
タワーレコード(vol.377(2015年3月25日発行号)掲載)