スティーヴ・コールマン等によるいわゆる"M-BASE"一派のピアニストとしてかねてよりジャズの革新を追い求めてきたNYの鬼才アンディ・ミルン。この作品ではプロデュースに大御所ジミー・ハスリップを、さらにゲストとしてグレッチェン・パーラト(vo: M5)とベン・モンダー(g: M4, 8, 10)という今をときめく人気ミュージシャンを迎え、昨今盛り上がりをみせる新世代JAZZ シーンとも完璧にリンクしたサウンドを鮮烈に提示する。 (C)RS
JMD(2015/04/29)
スティーヴ・コールマン等によるいわゆる〈M-BASE〉一派のピアニストとしてかねてよりジャズの革新を追い求めてきたNYの鬼才アンディ・ミルン。本作ではプロデュースに大御所ジミー・ハスリップを、さらにゲストとしてグレッチェン・パーラト(vo: M5)とベン・モンダー(g: M4, 8, 10)という今をときめく人気ミュージシャンを迎え、昨今盛り上がりをみせる新世代ジャズ・シーンとも完璧にリンクしたサウンドを鮮烈に提示。タイトなバンドアンサンブルにプログレッシブな曲展開、美麗な旋律…時にラップも交えつつもどこかポストロック的と言えるソリッドでキャッチーなサウンドは、GoGo Penguinなどの〈今ジャズ〉リスナーやロック・リスナーも必聴!
発売・販売元 提供資料(2015/03/02)
結成からすでに10年以上がたつ、アンディ・ミルン率いるダープ・セオリー。久しぶりに新譜を見つけた。はじめてこのバンドを聴いたのは、ファーストに収録された《Clave》という曲だった。クラーヴェ(リズム)の使い方が絶妙で、今でも繰り返し聴く。当時はドラマーが、ミシェロ・ンデゲオチェロやスティーヴ・コールマンのショーン・リックマンだったが、新譜では新しいドラマーになっていた。リズムのアプローチは全く変わらないから、おそらく彼の生徒から抜擢されたのだろう。新しい音楽ではないのかもしれないが、10年変わらず丹念にグルーヴのミクスチュアーをトライしてきた良さが味わい深い。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.115(2015年4月10日発行号)掲載)