ロックバンド、"それでも世界が続くなら"によるメジャー3作目のフル・アルバム。ドラマー栗原則雄が右手骨折という危機的状況の中、骨折したままの片手でレコーディングに突入。あえてバンドの危機感を一発同室録音で記録するという、前代未聞の作品となった。ソングライター篠塚将行が放つ独白とも言うべき圧倒的な言葉達は更に鋭さを増し、他に類を見ないリアルさで聴き手を飲み込んでいく。 (C)RS
JMD(2015/02/28)
それでも世界が続くなら、5枚目のアルバム『僕は透明になりたかった』。初回限定盤のDVDにはリアリティの追求とライブバンドとしての本質に向き合い、本アルバム制作の一環として行われていた新曲制作ライブの最終日、2014年12月20日 下北沢CLUB Queで開催された、2DAYSワンマンライブ最終公演の映像を収録。
コロムビア
発売・販売元 提供資料(2015/02/25)
ドラマーが骨折のため左手のみで演奏、クリックなし、一発同室録音で行われたこともあり、グランジやシューゲイザーを吸収したノイジーで混沌としたサウンドが、いつにも増して強烈に轟いている。歌詞も過去最高に赤裸々。ときに叫び、ときに美しい旋律に乗せて投げ付けられる篠塚将行自身が体験した壮絶な痛みは、嘘がないからこそ多くの人を救うはずだ。いっそ消えてしまいたいと願うすべての人に聴いてほしい。
bounce (C)山口哲生
タワーレコード(vol.379(2015年5月25日発行号)掲載)