クラシック
CDアルバム
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ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲; マルタン: ヴァイオリン協奏曲<タワーレコード限定>

5.0

販売価格

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在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2015年03月11日
国内/輸入 国内
レーベルTOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 PROC-1651
SKU 4988005878335

構成数 : 1枚
※モノラル録音
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)音源をCDマスターに使用
※解説:福本健氏、柴田克彦氏、中村靖氏

【曲目】
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
2. フランク・マルタン:ヴァイオリン協奏曲

【演奏】
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1)
スイス・ロマンド管弦楽団(2)
エルネスト・アンセルメ(2)

【録音】
1953年5月18日 ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ録音)(1)
1955年5月 ジュネーヴ、ヴィクトリアホール(2)

【原盤】
Deutsche Grammophon(1)、
Decca(2)

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

フルトヴェングラー、アンセルメという20世紀の大指揮者と共演したヴァイオリン協奏曲2曲!

 ウィーン出身のヴォルフガング・シュナイダーハン(1915~2002)は神童として早くから活躍したあと、1937年からはウィーン・フィルのコンサートマスターを務め、戦中戦後の困難な時期に、ウィーンの音楽界を支えた一人でした。1949年、ソリストとして独立するためにウィーン・フィルのコンサートマスターを辞任。1950年代にはヨーロッパを中心に演奏活動を行い、1960年代からは世界に活躍の場を拡げました。彼が残した録音をあたってゆくと、そうした環境の変化が、彼の演奏スタイルにも影響を与えていたことが判ります。神童時代から1950年代前半では、音色が甘美で柔らかく、旋律を歌い、格調高くもロマンティックな演奏を示しています。1950年代後半から1960年代前半では、ヴィブラートを抑えた清潔な音色や引き締まった造形が演奏に反映され、ロマンティックな感情との相克が味わい深い演奏を生んでいます。そして1960年代後半になると、瑞々しい音楽性はそのままに、形式的にも精神的にもより自由度を増した境地へと至ります。
 当CDにはフルトヴェングラー、アンセルメといった20世紀の大指揮者と共演したヴァイオリン協奏曲が2曲収録されています。フルトヴェングラーと共演したベートーヴェンは1953年のライヴ録音で、フルトヴェングラーの没後10年の1964年に初発売されました。シュナイダーハンは同曲を3回セッション録音したほか、ライヴ録音も数種残していますが、この世紀の巨匠との共演盤は最も厳しく、最も燃え立った演奏として知られています。
 アンセルメと共演したマルタンは、シュナイダーハン唯一の英デッカへのセッション録音です。1952年にヨーゼフ・シゲティのヴァイオリン、アンセルメ指揮で初演されたこの作品の世界初録音盤でした。伝統的語法と前衛的手法の折衷が見られる作品に対し、シュナイダーハンは官能的な音色と艶やかな節回し、安定した技巧、後期ロマン派の延長線上にある様式感を見事に表現しています。
 尚、この音源はタワーレコード「ユニバーサル・ヴィンテージ+plus」シリーズでは初めてのフルトヴェングラー発売音源となります。これまでのシリーズ同様、オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)音源をCDマスターに使用していますので、今まで何度もCDで発売されてきたこの名盤の音質がどのように改善するか、その点でも興味は尽きません。
タワーレコード(2015/02/10)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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シュナイダーハンは遅めのテンポにより、加飾を排した自然さで柔軟に詩情的な美しい演奏をします。細かいヴィブラートで甘美な切ない音色と自然なアクセントにも巧さがあります。
ベト・コンは、フルヴェン指揮の情感豊かな演奏を迫力あるライヴで楽しめますが、戦後にてオケの完成度やティタニア(映画館)の音響が良くないです。緩徐章での咳や物音もあります。
マルタンは、現代的な響きの中に抒情表現をする独特な作風です。オール・スイスでの当盤は、色彩豊かな響きと室内楽的なアンサンブルに魅力がありますし、ヴィクトリア・ホールの音響が良いので完成度の高い演奏になっています。
※アナログ録音、ルビジウム・クロック・カッティングCD。
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数多あるフルトヴェングラーの録音の中でも極めて音質が際立って良く、他の録音もこれくらいのクオリティーで聴けたなら、と思わせるシュナイダーハンとのベートーヴェンです。
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