ジョンスぺ復活第二弾のテーマは"ファンク!"今度は踊らせます!
長い休止時期を経たのち、'12年に8年ぶりの新作"ミート・アンド・ボーン"を発表、更に単独来日、盟友ギターウルフとのスプリットEP&DVD、サマソニ出演など、その健在ぶりで日本のファンを湧き立たせてくれたザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン(以下JSBX)。作品の絶妙なバランスと完成度、そしてライヴで垣間見せたエネルギーに歓喜しつつも、「ここまでやりきっちゃって、次は大丈夫なのだろうか・・?」と心配になるファンもいたのではないだろうか?あれから3年。そんな我々の不安文字通り吹き飛ばすようなJSBXのニュー・アルバムが届けられた!前作が"ジョンスぺサウンド黄金比"だったのに対し、今回は敢えて更にファンク、R&B、ヒップホップといった"ブラック・ミュージック"要素を効かせた、"ジョンスぺ流ダンス・ミュージック"に仕上がっているのが特徴。録音もブルックリンの"House Of Soul"として知られるDaptoneStudio(マーク・ロンソンもここでエイミー・ワインハウスの作品を録音)で行われる等のこだわりようで、更にキャッチ―な楽曲満載の作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2015/02/16)
完全復活後2枚目となる本アルバムは、90年代の全盛期を思わせるファンキーなリズムを核とした、ジョンスペ流のダンス・ミュージック作品に。全曲繋げて聴けるようなミックスを施し、トータルで踊れる感じを演出している。ファンクやヒップホップとガレージ・パンクを混ぜたこのカッコ良さは彼らにしか出せない。〈ヒップホップの12インチか?〉といった、アナログ映えしそうなNY感たっぷりのアートワークもグッド!
bounce (C)吾郎メモ
タワーレコード(vol.378(2015年4月25日発行号)掲載)