映画『渇き。』の挿入歌などで各界から注目を集める現役女子高生(2015年時)、daokoのメジャー・デビュー・アルバム。彼女らしい独特のロジック、詩の世界はそのままに、新進気鋭のトラックメーカー、そしてGREAT3片寄明人が参加した8組と楽曲制作。NEW daokoがここに誕生! (C)RS
JMD(2015/02/05)
現役女子高生、daoko(だをこ)。ニコニコ動画/ニコラップに投稿した楽曲で注目を集め、2012年にファースト・アルバム『HYPER GIRL-向こう側の女の子-』発売。ポエトリー・リーディング、美しいコーラス・ワーク、ラップを絶妙なバランスで織り交ぜ、他にはない独特の詩を紡ぎだす。インターネットというベールに包まれた彼女の存在はたちまち各界に広がり、m-flo + daokoによる楽曲“IRONY”が映画“鷹の爪~美しきエリエール消臭プラス~”の主題歌に抜擢。その後も2014年中島哲也監督「渇き。」にてdaoko、ファースト・アルバム“Fog”が挿入歌として、スタジオカラー・ドワンゴが贈る短編映像シリーズweb配信アニメーション「日本アニメ(ーター)見本市」の第3弾作品「ME!ME!ME!」の音楽を、TeddyLoidと担当。そんな、daokoが2015年3月にアルバム『daoko』にてメジャー・デビューが決定。彼女らしい独特のロジック、詩の世界はそのままに、新進気鋭トラックメーカーそしてGREAT3片寄明人が参加した8組と楽曲制作。NEW daokoがここに誕生。
VAP
発売・販売元 提供資料(2015/02/03)
前作から2か月で届けられたメジャー進出作は、片寄明人を総合プロデューサーに迎えて制作陣を一新。ORESAMAの小島英也やPARKGOLFらによる昨今のアーバン流儀に則ったシンセ・トラックを軸に据え、本人の儚げな声質がいっそうメロウに響く一枚に。リリックの面でも、自分という存在の不安定さを書いた"ゆめうつつ"など、哲学的な思索を瑞々しい感性で物語化した曲が多く、その発想に何度もハッとさせられる。
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.377(2015年3月25日発行号)掲載)