| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2015年01月15日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 青弓社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784787273680 |
| ページ数 | 336 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
目次 : ◆凡例
◆巻頭言 シリーズ「<音楽の国ドイツ>の系譜学」刊行にあたって
◆第1章 国民主義的音楽史の誕生――トリーストと十八世紀ドイツ音楽史
1 ヨーロッパにおける音楽史叙述の歴史
2 国民主義的音楽史叙述の成立
3 「考察」の歴史的背景――ドイツの南北分裂
4 『一般音楽時報』と教養市民層
5 十八世紀ドイツ音楽史とその三つの時期――「考察」詳解
◆第2章 <フランス>の変貌
1 「ドイツ人」対「新ラテン系諸民族」――フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』
2 形而上学と「ドイツ的なもの」――シェリングの学問論
3 「不倶戴天の敵」としてのドイツとフランス――アルントの愛国歌
4 フランスから見た<ドイツ>――スタール夫人の『ドイツ論』
5 ヨーロッパ音楽におけるフランスの凋落――イタリアとドイツの二大国時代の幕開け
◆第3章 進歩主義的音楽史観のなかの<ドイツ>
1 「ドイツ的」かつ「近代的」なものとしての和声
2 音楽美学の転回点としての一八〇〇年――ヘルダーの器楽擁護論
3 進歩主義的音楽史の成立――フォルケルの『普遍音楽史』
4 ロマン主義的な器楽の美学の登場――ヴァッケンローダーとティーク
5 「近代ヨーロッパ」を代表=表象する芸術としてのドイツ器楽
6 「進み続ける時代精神」としての音楽――E・T・A・ホフマンの音楽批評
7 ヨーロッパ音楽史の頂点としてのベートーヴェン――ヴェントの音楽史叙述
◆第4章 「ベートーヴェン・パラダイム」――ベートーヴェンと「ドイツ的なもの」
1 ドイツの「国民文化」としてのベートーヴェンの交響曲
2 「抑圧者」としてのベートーヴェン
3 「ベートーヴェン以後」と歴史の空白――音楽史の終焉?
4 「ベートーヴェン―ロッシーニ論争」の展開
◆第5章 絶対音楽の美学と<ドイツ>の分裂――音楽美学に見る南北ドイツの文化闘争
1 「絶対音楽」の美学はどこまで「ドイツ的」なのか?
2 ハンスリックの音楽美学に見る<ドイツ>と<イタリア>
3 ハンスリックにおける「ベートーヴェン以後」の問題
4 「絶対音楽の救世主」としてのブラームス
5 ヴァーグナー派によるハンスリック批判――形式主義・ユダヤ性・イタリア性
6 ブレンデルの音楽史叙述――「絶対音楽」の時代から「総合芸術」の時代へ
7 絶対音楽の美学とオーストリアのナショナル・アイデンティティ
◆参考文献一覧
◆第三巻あとがき
◆索引
19世紀ドイツは、ついに自他ともに認める<音楽の国>へと上り詰めたが、国家統一をめぐる覇権争いは<ドイツ音楽>の理念をも引き裂くことになった。「絶対音楽」をめぐる不協和音から近代ドイツのナショナル・アイデンティティが孕む捻れを照射する。

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