デンマークのジャズ歌姫、シーネ・エイが2015年来日公演に併せてリリースするアルバム。今作は北欧のジャズ・シーンで高い評価と人気を誇るベーシストで、"ニールス・ヘニング・ペデルセンの再来"とも称されるトーマス・フォネスベックとの全編デュオによる作品。ジャズのスタンダード・ナンバーを中心に構成された一枚。 (C)RS
JMD(2015/01/22)
デンマークの歌姫、シーネ・エイと、北欧ジャズ・シーンを代表するベーシスト、トーマス・フォネスベックとのデュオ・アルバム。シンガーとしての高い技量、類稀なソング・ライティングの才能、さらに麗しい美貌と、三拍子そろったシーネ・エイ。本作では、北欧のジャズ・シーンで高い評価と人気を誇るベーシストで、「ニールス・ヘニング・ペデルセンの再来」とも称されるトーマス・フォネスベックと全編デュオによる作品を制作しました。ジャズのスタンダード・ナンバーをメインに構成されたファン待望の1作です。
発売・販売元 提供資料(2015/01/15)
何度か来日し多くの熱心な観客から絶賛の言葉を伝え聞くが納得する作品だ。ベースとのデュオという、歌手にとって最難関といっていいフォーマットをシーネは見事に歌い切り、歌、伴奏のベース、それを伝える高音質な録音の三者が相まったハイレベルな作品だ。スタンダード・ナンバー9曲とフォネスベックのオリジナル曲、伊のエンリコ・ピエラヌンツィ作の(9)の全11曲を収録。全て素晴らしいが中でも(6)(7)(8)の3曲が秀逸。彼女の歌には明らかなカーメン・マクレエの影響がみられるが実際の映像を見るまでもなく自身の世界に昇華された独自の歌を展開、スキャットに個性を開花し、歌詞の世界を広げてみせる!
intoxicate (C)瀧口秀之
タワーレコード(vol.115(2015年4月10日発行号)掲載)