Pヴァイン発の新世代ジャズ・シリーズ"Feelin' Jazzy"第一弾。本作は、ディスコ・ソウル・グループ、ザ・スパンデッツのメイン・ヴォーカルを務めるアレックス・テイトによるジャズ・アルバム。可愛らしく透き通った声はザ・スパンデッツそのまま!ポップでジャジーに繰り広げられる、シリーズの幕開けに最適な一枚。 (C)RS
JMD(2015/02/10)
◆ザ・スパンデッツのヴォーカリストによる至高のジャジー・ポップ!
20周年を迎えたFree Soul 再始動のきっかけは、実はザ・スパンデッツだった!あまりにもFree Soul な内容で、橋本徹氏にライナーを依頼しようと思ったところ、話が盛り上がりFree Soul の再始動へと繋がったのでした。そんなジャンルを超えて日本の各レーベルや音楽マーケットを動かしてしまったザ・スパンデッツを代表する声がこのアレックス。伝説のラテン・ミュージシャン、マンテカのバンドメンバーだった父を持つ音楽一家に生まれたアレックスがついにソロ・デビュー作をリリース!センスの素晴らしいポップさを落とし込んだジャズ作品、ザ・スパンデッツ的なディスコ・ファンクだけでなく、アレックス・テイトの才能は底が知れません!
◆堅苦しさは全くなく、万人受けするジャズ・ヴォーカル作品!
いまだにジャズは難しいジャンルと思われており、初心者にはなかなか踏み込みづらいジャンルのようですが、そんなジレンマを軽く打破できる作品が、コレ!この可愛らしく透き通った声はまさに万人受けする可能性を持ち、ポップさが全面に出た作風は大人から子供まで、男女問わず好まれるでしょう!荘厳なストリングスと軽妙なピアノがアルバムのスターターにぴったりなM1「Event Hrizon」、ポジティヴなポップさが心はずませるM2「It's Alright」はきっとラジオなどでもヘヴィロテされているのが目に浮かびます。M4「Avery」はザ・スパンデッツのアルバムに入っていても違和感のない曲。Bjork の名曲「Scary」なんて意外なカバー曲もジャズ・アレンジのセンスが際立っており、アルバム通してジャズの楽しさを教えてくれるような傑作デビュー作品の誕生です!
発売・販売元 提供資料(2015/01/08)
2014年の『Spandex Effect』が日本で評判になったカナダのスパンデッツから、アレックス・テイトがソロ・アルバムをリリースしました。本隊は大所帯バンドならではのソウル/ディスコ系グルーヴを楽しく聴かせてくれる感じですが、こちらはポップなジャズ・テイストの仕上がりに。ジャズと言っても小難しいことは一切ナシで、可愛らしい歌声を聴かせてくれるポジティヴな作品です。
bounce (C)サクライマー
タワーレコード(vol.376(2015年2月25日発行号)掲載)