キングストン・トリオやブラザーズ・フォアと並ぶカレッジ・フォーク・グループ、ハイウェイメンは、50年代後半にコネチカット州の大学に通う5人の若者たちで結成。本作は60年に発表された記念すべき1作目で、シングルカットされた「漕げよマイケル」は、デビュー直後にも関わらず61年にビルボードチャートで1位を獲得する大ヒットを記録した。日本初CD化
日本に入って来たアメリカン・フォーク・ミュージックの中でも特に有名になった曲の一つ「漕げよマイケル(原題:Michael, Row the Boat Ashore)」の邦題で日本でもお馴染みのフォーク・グループ、ハイウェイメン。50年代後半のアメリカは、全米を巻き込むカレッジ・フォーク・ブームの嵐が吹き荒れ、各大学のキャンパスで盛んにフォーク・コンサートが開かれていた時期。キングストン・トリオやブラザーズ・フォアを始めとして数多くのフォーク・グループが各地の大学から誕生してプロ・デビューを飾った。彼らと同じようにコネチカット州の大学で同じ寮に居たデヴィッド・フィッシャー、スティーヴ・トロット、チャン・ダニエルズ、スティーヴ・バッツ、ボブ・バーネットという5人の若者たちによって結成されたのがハイウェイメン。
1960年にリリースした本作『ハイウェイメン』からシングルカットされた「漕げよマイケル」は、デビュー直後にも関わらず、1961年9月にビルボードチャートで1位を獲得する快挙を成し遂げる。「漕げよマイケル」の原曲は、アメリカに連れられて来た奴隷が船を漕ぐ時に歌ったと言われるスピリチュアル・ソング。ピート・シーガーが1957年にフォークウェイズから発表した『With Voices Together We Sing』等の録音を経て、この曲がハイウェイメンのシングルで大ヒットした後、ロニー・ドネガンやハリー・ベラフォンテ、そしてトリニ・ロペスなど、多くのアーティストに取り上げられていることからもその凄さがわかる。本作では「漕げよマイケル」の他にもフォークソング、黒人霊歌、ワークソングありと多種多様。彼らは、ピーター、ポール&マリーや、ブラザーズ・フォアらと並ぶ実力集団と呼ぶことができるだろう。
発売・販売元 提供資料(2017/12/07)