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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2014年12月 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 太田出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784778314156 |
| ページ数 | 232 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
目次 : プロローグ 直観
オフビートのピアノ――サルトルの場合
なぜわたしはこんなにすばらしいピアニストなのか――ニーチェの場合
ピアノがわたしに触れる――バルトの場合
エピローグ 共鳴
いっこうに上達しないショパンを弾くサルトル、驚くほど美しく繊細な手で弾くニーチェ、ピアノを弾いていると「何かが勃起する」バルト。
――ピアノ演奏をこよなく愛した三人の思想家の知られざる側面を浮き彫りにする哲学と音楽が豊かに共演したエッセイ。
三人の思想家、サルトル、バルト、ニーチェ。彼らはともにアマチュアのピアニストで、ピアノをこよなく愛していた。とくに、彼ら三人の哲学者=ピアノ奏者には、三者ともに同時代の現象を論じていながらも、ショパンやシューマンといった19世紀ロマン派のピアノ曲を好んで演奏していたという共通点がある。本書は、彼らのピアノ演奏、音楽体験を取りあげながら、哲学的思考、時間性、家族・友人関係と演奏がいかに交錯していたのかを明らかにする。

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