プロデューサー/DJ中田ヤスタカのメイン・ユニット、CAPSULEの通算15枚目となるアルバム。国内外のEDMシーンを牽引し続けてきたCAPSULEの2015年最新のサウンドを凝縮。こしじまとしこのヴォーカルを巧みにフィーチャーした、新たなダンス・ミュージックの指標ともいうべき作品。映画『アップルシード アルファ』メイン・テーマ「Depth」のvocal dub mixも収録。 (C)RS
JMD(2014/12/12)
Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースをはじめ、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の挿入楽曲や2014年夏世界公開の映画『アップルシード アルファ』のメインテーマほか国内外数々の音楽制作を手掛けるなど、名実ともに日本を代表するプロデューサー/DJとしてシーンに君臨する"中田ヤスタカ"。彼自身のメイン・ユニットであるCAPSULEが、2015年2/18にリリースとなる最新アルバム『WAVE RUNNER』を完成させた。EDMがジャンルとして確立する以前から、国内外のエレクトロダンスミュージックシーンを牽引し続けてきたCAPSULEの最新のサウンドが凝縮されており、こしじまとしこのVoを巧みにフィーチャーした、新たなダンスミュージックの指標ともいうべき傑作アルバムが誕生した。前述の映画『アップルシード アルファ』メインテーマのvocal dub mixも収録。
ワーナー
発売・販売元 提供資料(2014/12/02)
恐ろしく安直な言い方をすれば、〈CAPSULEがついに直球のEDMを披露!〉となるのだろう。確かにリスニング・ユースな前作『CAPS LOCK』からアッパーな作風に揺り戻したインパクトは強いが、そもそも〈EDM〉が括りとして確立される以前から中田ヤスタカは時代のダンス音楽と並走していたわけで、今回の試みにも〈らしさ〉は漲っている。また、ヴォーカル曲を重視する昨今のEDMに則った結果、こしじまとしこの声が明確に〈シンガー〉としての役割を担う曲が増えたのもおもしろい。つまり今回のCAPSULEは、彼女の歌が真ん中にあった往年のcapsule像すら呑み込んでいるのだ。CAPS LOCKキー入れっぱなしの広大なスケール感はそのままに無慈悲なまでにダンスの快楽を煽る痛快作、とにかく即効性は抜群!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.376(2015年2月25日発行号)掲載)
ヤスタカ神流EDM、フェス仕様ダンスミュージックと言える開放感に満たされますよ!