グライム界の雄、Wileyが〈Big Dada〉から2年ぶり4枚目となるアルバムをリリース。もはやWileyは国宝級のラッパーであるとJMEがお墨付きを与える「From The Outside」(M-3)、Skeptaの卓越したプロダクション・スキルが光る「On A Level」(M-2)、Wileyのライムのバウンスが確実にフロアを揺らすダブステップ「Step 21」(M-8)、より繊細に構築されメッセージ性に富んだ「What's On Ya Mind?」(M-15)他、 Cam'ron、Ice Kid、TeddyやWrigzなど豪華ラッパーも参加したWileyの声とリズムが炸裂する渾身の一枚!
発売・販売元 提供資料(2015/02/27)
Clash (Magazine) - "Wiley's at his best, as ever, in freestyle mode -- for instance on 'Step 21', where he goes meta on the beat he's riding..."
Rovi
カニエ・ウェストがスケプタらグライム・シーンに食指を伸ばしている昨今、そういうのを摘んどきたい人には本作も必聴! ソロで初の全英No.1ヒット"Heatwave"を前煽りとする『Ascent』(2013年)をメジャーに残し、予想通りまたまたビッグ・ダダに舞い戻ってきたワイリーの新作だ。2014年はトレ・ミッションとのコラボを敢行するなど影響力もますます拡大するなか、どうやらこれが最後のアルバムになるそう。そのスケプタのビートによる先行ヒット"On A Level"をはじめ、フッツィーやZドットらに制作を委ねた大半の楽曲ではストイックなグライムに回帰しつつ、キャムロンやプロブレムらを招いた"Lonely"ではかねてからのUS勢への敬意もバウンシーに混在させている。もちろん次を期待していいでしょ!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.378(2015年4月25日発行号)掲載)