クラシック
CDアルバム

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フォーマット CDアルバム
発売日 2015年01月27日
国内/輸入 輸入
レーベルSony Classical
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 88875017202
SKU 888750172020

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:55:30

『パリ、私の愛』

【曲目】
1)マスネ:歌劇『エロディアード』より「Celui dont la parole...Il est doux, il est bon」
2)プッチーニ:歌劇『妖精ヴィッリ』より「もしも私が小さな花だったなら」
3)グノー:歌劇『サッフォー』より「ここはどこ?」
4)マスネ:歌劇『ル・シッド』より「泣け、泣け、わが瞳よ」
5)オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「逃げてしまったの、雉鳥は」
6)プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「あなたの愛の声に呼ばれて出た家に」
7)マスネ:歌劇『タイス』より「あなたですの! 神父様」
8)ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「不思議だわ!」
9)メサジェ:歌劇『お菊さん』より「恵みの太陽が輝く日」
10)ルコック:歌劇『百人のおとめ』より「私はため息と運命を呪う」

【演奏】
ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)
フレデリック・シャスラン(指揮) バレンシア・コミュニティ管弦楽団(バレンシア州立歌劇場管弦楽団)

【録音】
2014年1月、バレンシア、パラウ・デ・ラ・ムジカ

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Herodiade~Act 1. Scene 1. Celui dont la parole... Il est doux, il est bon
    2. 2.
      Le villi~Act 1. Scena and romanza. Se come voi piccina io fossi
    3. 3.
      Sapho~Act 3. Recitative and stanzas. Ou suis-je?... O ma lyre immortelle
    4. 4.
      Le Cid~Act 3. Tableau 5. De cet affreux combat... Pleurez! pleurez, mes yeux!
    5. 5.
      Les Contes d'Hoffmann~Act 3. Romance. Elle a fui, la tourterelle!
    6. 6.
      La boheme~Act 3. Donde lieta usci
    7. 7.
      Thais~Act 3. Tableau 3. Thais! - C'est toi, mon pere!
    8. 8.
      La traviata~Act 1. Scene and Aria. E strano!... Follie!... Sempre libera
    9. 9.
      Madame Chrysantheme~Act 3. Scene 8. Le jour sous le soleil beni
    10. 10.
      Les Cent Vierges~Act 2. Grande Valse. Je soupire et maudis le destin... O Paris, gai sejour

作品の情報

商品の紹介

今欧米で最も熱い注目を浴びているブルガリアの新星ソプラノ、ソーニャ・ヨンチェヴァのデビュー・アルバムがソニー・クラシカルから登場します。英国の権威ある『ガーディアン』紙が「彼女こそ現在進行形のスター!」と絶賛を惜しまないことからもその人気と実力がうかがえましょう。2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴び、2013年のパリ・オペラ座での「ランメルモールのルチア」での圧倒的な成功を経て、2014年にはネトレプコの代役で「ファウスト」(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌い、まさにその名を世界的なものにしました。ラン・ラン、ヴィットリオ・グリゴーロ、フィリップ・ジャルスキーらとともに出演したパリのエッフェル塔前広場で行なわれた2013年の野外ガラ・コンサート(ガッティ指揮フランス国立管)の模様は先日NHK-BSでも放映されたばかりです。世界の主要オペラハウスが彼女に門戸を開くのみならず、スティングやエルヴィス・コステロとの共演などジャンルを超えたコラボレーションにも積極的です。
ヨンチェヴァにとっての初レコーディングであり、専属契約を結んだソニー・クラシカルへのデビュー盤となるこのアルバムは、「パリ、私の愛」と題された、彼女の今を知る1枚。ヨンチェヴァの成功の舞台となったパリ、しかも19世紀に芸術・文化が花咲いた麗しき「ベル・エポック」時代のパリに焦点を当て、その時代に聴衆を魅了した美しいオペラ・アリアを集めています。「ボエーム」「ホフマン物語」「椿姫」など現在のヨンチェヴァをスターダムへとのし上げた十八番だけでなく、ほとんど聴かれることのない珍しい曲を含む、フランス・オペラとオペレッタからのアリアが選ばれた興味深い選曲が光ります。彼女の声はリリック・ソプラノをもう少し叙情的にしたもので、滴り落ちるような美しい響きを持っています。ルコック作品での華麗なコロラロゥーラ、「ル・シッド」での抒情性、そして通常はメッゾ・ソプラノが歌う「サッフォー」のアリアまでもその憂いに満ちた歌声でカバーしてしまう芸域の広さにも驚かされます。
指揮はフランス・オペラでの優れた上演で知られるフラデリック・シャスラン、オーケストラはマゼールやメータら巨匠の薫陶を受けたバレンシア州立歌劇場管で、ヨーロッパで最も音響効果の優れたホールとされるバレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカのレコーディングによるクオリティの高いサウンドも聴きものです。

[ヨンチェヴァからのメッセージ]
「録音された音楽は、私にとっていつもとても大切なものでした。子供のころ、冷たく貧しかったブルガリアでは、クイーンであれピンク・フロイドであれ、マリア・カラスであれ、録音は私にとって外の世界に、たくさんの夢にむかって開かれていた最も大切な窓だったのです。ソニー・クラシカルという音楽家にとっても協力で忠実なファミリーの一員になれたことは私にとって非常に名誉なことです。これは美しい音楽に満ちた、エキサイティングなアドベンチャーの始まりなのです。」(ソーニャ・ヨンチェヴァ)
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2014/11/07)

<ソーニャ・ヨンチェヴァ プロフィール>
1981年、ブルガリア第2の都市プロヴディフ生まれ。生地で声楽とピアノを学び、ジュネーヴ音楽院でダニエレ・ボルストに師事。2007年、パリでウィリアム・クリスティが主宰するアカデミー「ジャルディン・ド・ヴォア(声の庭)」に選抜され、2012年にはサル・プレイエルで上演されたマルク・ミンコフスキ指揮の「ホフマン物語」にも出演。クリスティ指揮のモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」はVirgin ClassicsからDVD化されている。2010年のドミンゴ主宰による「オペラリア」コンクールで優勝して一躍注目を浴びた。2013年、パリ・オペラ座での「ランメルモールのルチア」で圧倒的な成功を収め、2014年にはネトレプコの代役で「ファウスト」(マルグリート)をロンドン、ウィーン、バーデン=バーデンで歌いセンセーションを巻き起こした。2015年1月にはメトで「椿姫」、2月はミュンヘンで「コジ・ファン・トゥッテ」(フィオルディリージ)、3月はモンテカルロで「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・アンナ)、4月はチューリヒ・オペラで「ルチア」、5月はロンドンで「椿姫」と、錚々たる舞台が控えている。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2014/11/07)

Bulgarian soprano Sonya Yoncheva has taken a classic path to the brink of stardom: she made a series of last-minute substitute appearances, at New York's Metropolitan Opera and elsewhere, and ended up stealing the show. She apparently got the attention of Sony Classical, for which this is her first recording. Yoncheva hasn't specialized in French opera thus far, but this is both a good choice for her singing voice, which has an agility that may have come from her Baroque opera training under conductor William Christie, and in terms of doing something unexpected: with a few exceptions these aren't operatic hits. Instead there are French Grand Opera selections, including those by lesser-known figures such as Charles Lecocq and Andre Messager, along with a few Italian arias from operas set in Paris (except for the one from Puccini's almost-unperformed Le villi, these are the hits from La Traviata and La boheme). Yoncheva has to have both power over long stretches and a certain dose of frail sentiment in the big French pieces, and she succeeds admirably. Another unexpectedly emerging star here is the Orquestra de la Comunitat Valenciana under Frederic Chaslin. A fine pick for anyone hoping to identify the next generation of opera stars, a striking number of whom seem likely to emerge from Eastern Europe.
Rovi

今期待のブルガリアのソプラノ、ヨンチェヴァのアリア集。19世紀"ベル・エポック"の時代のパリに因んだ曲を集めています。ソプラノの王道『椿姫』《ああ、そはかの人か》、『ラ・ボエーム』の別れのアリアといった有名どころの曲からルコック《百人のおとめ》、メサジュ《お菊さん》といった聴く機会が少ない曲も入った意欲的なプログラム。"タイスの瞑想曲"で有名な『タイス』からの終幕の二重唱は本当に美しく聴きほれてしまいます。豊かな表現力、凛とした強さのある美声も魅力的、これからの活躍を確信出来るような待望のデビュー盤です。
intoxicate (C)古川陽子
タワーレコード(vol.114(2015年2月10日発行号)掲載)

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