アーサー・ラッセルを思わせるクラブとアヴァンギャルド、ポップのベスト・バランス!膨大なレコード・コレクションと確かなシンセのスキルに裏打ちされたストロングなダンスフロア・マインドの奥底にエリオット・スミス的な時代を越えた普遍的ソングライティングのセンスを忍ばせたUK期待の新鋭ゴースト・カルチャーが遂にアルバム・デビュー!デス・イン・ヴェガスの2011年作『トランス・ラヴ・エナジーズ』への参加からキャリアをスタート、ダニエル・エイヴリーの大きな反響を呼んだデビュー・アルバム『ドローン・ロジック』にプログラミングや作曲で参加、その活動がティモシー・J・フェアプレイと御大アンディ・ウェザーウォールの目にとまり彼らのフックアップで才能を全面開花させたロンドン・アンダーグラウンドのニュー・タレント、ゴースト・カルチャー!2013年秋発表の初シングル曲「Mouth」(M(1))がいきなりイギリスの著名ダンス系プレス『MIXMAG』において「ディートロンとデペッシュ・モードのあいだをゆくアトモスフェリックでムード溢れるエモーショナル・サウンド」として「Tune Of The Month Award(今月の一曲)」に選出されて以降、多くのクリエイターや業界関係者がその動向を注視してきたゴースト・カルチャーがエロル・アルカン主宰<ファンタジー・サウンド>より遂にアルバムをリリース!強烈なサイケデリアを湛えたダニエル直系のアシッド&テクノ、デトロイト・エレクトロ、ヴィンテージなムードを持ったアーリー・ハウス、インダストリアル、オブスキュアなシンセ・ミュージックなど、現在進行形ダンスフロアの上で鳴り響く様々なスタイルのエレクトロニック音楽を全てまる飲みしてシンプルでありながら多彩なテクスチャーを持った独自の突出した「うた」として吐き出した怪作!
発売・販売元 提供資料(2014/11/10)
冷淡なアンビエンスに強烈なファンクを秘めたファースト・シングル“Mouth”が老舗のMixmag誌でいきなり高評価を獲得! ニューウェイヴィーな哀愁の漂うダークな旋律、憂いを纏った変幻自在な男声の歌心、太い電子音のリズム--デペッシュ・モードやアーサー・ラッセルをも彷彿とさせる音楽性で、巨匠アンドリュー・ウェザオールにも気に入られたジェイムズ・グリーンウッドの処女作。初期ハウスやアシッド、インダストリアルなどの要素を孕む危険なダンス・チューンから、キャッチーなメロディーにうつつを抜かしていると底なしの闇に引きずり込まれてしまいそうな魔性のドリーミー・シンセ・ポップまで、ロンドン地下におけるフロアとポップの見事な結実が感じられる強力盤でございます!
bounce (C)佐藤大作
タワーレコード(vol.375(2015年1月25日発行号)掲載)