4人組ロック・バンド、藍坊主の約2年半ぶりとなる通算7枚目のオリジナル・アルバム。シングル曲「向日葵」「星霜、誘う」に加え、"自分らしさとは何か"という長らくバンドが歌ってきたテーマを、デビュー10周年を迎え改めて歌った「バタフライ」他を収録。サウンド・プロデュースやアートワークまでをメンバー自身が手掛ける渾身作。 (C)RS
JMD(2014/11/13)
前作「ノクティルカ」から約2年半ぶりとなる7枚目のオリジナルアルバム『ココーノ』。『ココーノ』とはエスペラント語で『繭(まゆ)』を意味する言葉です。バンドがデビュー以来楽曲に込めてきたメッセージで"何かが完成する前の過程や答えに辿り着く前の葛藤"が、繭から孵るように今まさに追いかけていたものに行き着く、そんなイメージからつけられたタイトルです。、夏の終わりに配信シングルとして発表した「向日葵」、今作の始まりとも言える「星霜、誘う」のシングル曲に加えて【自分らしさとは何か】という長らくバンドが歌ってきたテーマをデビュー10周年を迎えた今、改めて歌った「バタフライ」など全13曲を収録。初回盤特典として、ファンからの声を受けて実現した初のカップリング集が付属し、インディーズ時代の楽曲を含む全16曲を収録しています。その曲順も、オリジナル(DISC1)から続けて聴いてもらえることをイメージしてメンバーが選曲しています。さらに「星霜、誘う」から「夏の銀景」まで6曲分のミュージックビデオを収録したDVDが付き、余す所なく藍坊主の楽曲を堪能できる内容になっています。
VAP
発売・販売元 提供資料(2014/10/14)
前作から取り組んできたセルフ・プロデュース路線のひとつの到達点となる新作。センティメンタルで情熱的なギター・ロックの芯はブレないまま、打ち込み、鍵盤/弦楽器などの豊かな音色と、複雑なリズム・チェンジを含む音作りは繊細かつ大胆。hozzyの声の響きの生々しさも過去最高だ。〈出会ってくれてありがとう〉と歌う1曲目から〈世界は素晴らしいぜ〉と言い切るラストまで、歌詞から溢れ出す希望の光が眩しい。
bounce (C)宮本英夫
タワーレコード(vol.374(2014年12月25日発行号)掲載)