安藤裕子の通算8枚目となるアルバム。松本淳一をアレンジャーに迎えた映画音楽のような楽曲や、末光篤を作曲/サウンド・プロデューサーに迎えた初めてのクリスマス・ソング、そして山本隆二による目眩くポップソングなどを中心に、彼女の持ち味でもある共感性の高いバラード曲まで、幅広い音楽が一枚に凝縮され緻密に練り上げられた、ドラマチックな作品。 (C)RS
JMD(2014/11/12)
2013年デビュー10年を迎え、独自の立ち位置で、確固たるポジションを築き上げている安藤裕子8枚目のアルバム。大泉洋 主演映画「ぶどうのなみだ」で、ヒロイン役 "エリカ"に抜擢され、デビュー後初めてのスクリーンデビューを果たし、知名度が飛躍的に上がった彼女の今作。映画「そして父になる」でのアカデミー優秀音楽賞へのノミネートや、矢野顕子の作品への参加で頭角を現している、松本淳一をアレンジャーに迎えた映画音楽のような楽曲や、末光篤 (aka suemitsu & the suemith) を作曲/サウンドプロデューサーに迎えた、初めてのクリスマスソング、そして安藤裕子サウンドには欠かせない山本隆二による目眩くポップソングなどを中心に、彼女の一番の持ち味でもある、共感性の高いバラード曲まで、幅広い音楽が1枚に凝縮され緻密に練り上げられた、ドラマチックなアルバムに仕上がりました。
AVEX
発売・販売元 提供資料(2014/10/14)
デビュー10周年を経ての8枚目のフル作。奔放に歌声を泳がせる主役と、手練れのプレイヤー陣とが織り成すスリリングかつ洗練された音世界は成熟の色合いを見せつつ、軽やかな開放感をも漂わせているのが凄い。ストリングスが舞う“大人計画”やシンプルなバラード群などの彼女らしい楽曲が並ぶなか、ファレルばりのソウル・ポップ“Live And Let Die”と松田聖子にオマージュを捧げた“You”の洒脱な遊びぶりが楽しい。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.375(2015年1月25日発行号)掲載)