自主レーベルGo Good Records からの第2弾リリースとなる、ミニ・アルバム「Mi Amor」(読み:ミ・アモール)。全曲、赤西自身の作詞、作曲、そしてプロデュース作品となる本作は全3形態での発売。通常盤は通常盤限定ボーナス・トラック1曲入りの全7曲収録。
「今回のミニ・アルバムのリードトラック「Mi Amor」はスペイン語で「愛しい人」という意味ですが、曲のテーマは、リリックレス、切なさ、そして疾走感です。言葉数が少なくても何か伝わるような作品にしたくて、メロディーに歌詞を乗せている時に、自然と純愛がテーマになっていました。この曲は、サビに歌詞がなく、トラックだけで感情表現をするという、J Pop では珍しい、新しいアプローチの EDM とPOP を融合した曲です。今回のミニ・アルバムは、いつも通り、一つのジャンルにこだわらずに作ったジャンルレスな内容になっています。全曲、この夏に書き下ろしましたので、夏休みの自由研究みたいな、僕の今年の夏のクリエイションを全て注ぎ込んだ作品です。聞き応えのあるアルバムに仕上がったと思います。」 (赤西)
発売・販売元 提供資料(2014/10/08)
2年半前のUSデビュー作以降アーバン・ポップを志向してきた彼だが、全曲を本人が手掛けた今作はその極み。EDMマナーに則ってフックを歌でなくシンセが担う表題曲をはじめ、アンビエントR&Bを参照したと思われる“Baby Girl"、キックのみの簡素なトラックの上でエモい歌を際立たせる“Lenny J"など、いわゆるJ-Pop的とされるフォーマットから大きく逸脱した楽曲が目覚ましい。トレンドへ多彩なアプローチをした快作。
bounce (C)池谷昌之
タワーレコード(vol.373(2014年11月25日発行号)掲載)