噂のコラボ!遂にアルバム完成!ここ最近では、イビサへ傾倒し、Felix Da Housecat (Puff Daddy & Felix Da Housecat - "Jack U") やDJ Hell ("The DJ "feat. P. Diddy) といったエレクトリック/ハウスシーンのトップクリエーターとのコラボレーションも目立つPuff Daddyが遂にGuy Gerberと本格始動!スターライトなイメージの音色が広がる"Never Walk Alone"からスタートし、<BPitch Control>や<Turbo>などでもリリースするChaimをフィーチャーした"Angels"、スペーシーなシンセと決して破壊的でない滑らかなベースラインが心地いい"Floating Messiah"、ミステリアスなコーラスとトリッキーなウワモノの絡みが絶妙過ぎるダーク・ミニマル"Terminal K"等、余分な派手さをそぎ落とし、ダークかつシンプルな作りながら、ハコでの鳴りを重視した、これぞクラブ・ミュージックといった内容でまとめ上げた傑作アルバム。
発売・販売元 提供資料(2014/09/29)
イスラエルのトップDJがあのエグゼクティヴと合体!?と驚く人もいるかもしれない。が、頓挫した10年前の〈イビザ・アルバム〉から何度もハウス熱をアピってきたパフィらしい展開ではあるし、『Last Train To Paris』の制作や“Nothing Can Be True”のリワークで絡んできたガーバーとの合体にも納得だ。EDM伝播以前からセレブを踊らせてきたタイプの、簡素でスムースな大バコ仕様のミニマル佳曲集。ミステリアスな歌モノが良し!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.372(2014年10月25日発行号)掲載)