歌う世間は女子ばかりなら・・・ベットにおまかせ! ガールズ・グループの歴代大ヒット曲をアメリカ最高の女性エンターテイナー、ベット・ミドラーが歌い上げます!! 待望の新作スタジオ・アルバムはガールズ版グレイト・アメリカン・ポップス・ソングブック!!
輝かしいシンガーとしての記録を時代に刻み、人々の心に忘れられない記憶を刻み込んできたベット・ミドラー。伸びやかで力強い歌声を持ち、多彩な表現力で様々な歌を聴かせる彼女は、アメリカを代表する最高のエンターテイナーの一人である。
そのベットが2006年にリリースしたホリデイ・アルバム『COOL YULE』以来約8年振りとなる新作スタジオ・アルバムをリリースすることを発表した!アルバム・タイトルの『IT'S THE GIRLS』 が表すように、本作のテーマは「ガールズ」。ポップス・シーンの華々しく彩ってきたガールズ・グループの名曲・大ヒット曲をベット自身がカヴァーするという作品である。
収録されているのは、ロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」やシュープリームズの「恋はあせらず(You Can't Hurry Love)」、シュレルズの「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ」など60年代のアメリカン・ガールズ「・ポップのヒット曲が中心となるが、中にはTLCの「ウォーターフォールズ」といった比較的新しめのヒット曲も!さらにクリスタルズの「愛しているんだもの(He's Sure The Boy I Love)」では、”ご本家”のダーレン・ラヴと共演も!!
ベットが一人三役でガールズ・グループを演じているジャケットもユーモアたっぷり。彼女のエンターテイナー、そしてシンガーとしての本領がフルに発揮された全ガールズ・グループ・ファンに贈る最高のエンターテイメント・アルバムが登場した!
発売・販売元 提供資料(2014/09/26)
アメリカン・ポップス史上に残るガールズ・グループのカヴァー集という、ありそうでなかったアイデア賞モノの新作だ。1930年代のボスウェル・シスターズから90年代のTLCまで、時代を縦断したセレクトに彼女の意気込みを感じるが、わけても胸躍るのはガールズ・ポップ黄金期である60sのロネッツやシュプリームスなどのナンバー。明るく華やかなヴォーカルも最高で、アルバム全体が眩い多幸感に溢れている。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.375(2015年1月25日発行号)掲載)