布袋寅泰の1年8カ月ぶり(2014年時)となるオリジナル・アルバム。ロンドンの4人のプロデューサーとの共同作業で作り上げられた本作は、ソロ・デビューした25年前(同)に始めた歌を封印し、ギターとサウンドメイキングに徹した作品。映画『ルパン三世』(小栗旬主演)メイン・テーマ曲「TRICK ATTACK -Theme of Lupin The Third-」他を収録。 (C)RS
JMD(2014/09/05)
布袋寅泰がソロになってから25年となる節目の年に、ファーストソロアルバム『GUITARHYTHM』(1988.10.5発売)を作ったロンドンで一から作り上げた、前作『COME RAIN COME SHINE』(2013.2.6発売)以来1年8ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバム。数々のプロデューサー/エンジニアと共同作業を経て作り上げた今アルバムは、まさに世界規格。世界への再挑戦の第一歩であると同時に、25年前に始めた歌を封印しギターとサウンドメイキングに徹した作品で、ロンドンの4人のプロデューサーとの共同作業で作り上げられた。さらに、パンク、メタルロックミュージックの先駆者、イギー・ポップが"How the Cookie Crumbles"Walking Through the Night"のヴォーカルに加え、作詞も手がけた。また、ベースメント・ジャックスとのコラボレーション(2005年「Oh My Gosh」)などの経歴をもつヴォーカリスト、ヴーラ・マリンガも"Texas Groove"に参加している。タイトルにあるように、まさに"新たな始まり"と呼べる冒険に満ちた刺激的な作品。
ユニバーサル
発売・販売元 提供資料(2014/08/28)
ソロ・デビューから四半世紀を飾る〈新たな始まり〉。布袋のギターが先導(扇動)するインストが中心で、プログラミングを多用したクールでマシーナリーな作風。しかし沸々とたぎるダイナミズムを感じるのは、主役のギターが何よりも雄弁だからだろう。ラーガ~中東風からアンビエントなダブなどサウンドは幅広く、イギー・ポップが参加した2曲は暴力的な匂いを撒き散らす、デジタル版ストゥージズ!
bounce (C)鬼頭隆生
タワーレコード(vol.372(2014年10月25日発行号)掲載)