「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ監督があの大ベストセラーを映画化! スコアも監督みずからが参加しているチームで作曲し、それをベルリン・フィルハーモニーが演奏(サイモン・ラトルが指揮!)したという贅沢な内容だ。荘厳で重厚なオーケストラと、美しく危険な香りのメロディーが五感を刺激してくれる。
bounce (C)広瀬 毅
タワーレコード(2007年03月号掲載 (P102))
『ラン・ローラ・ラン』『へヴン』の異才の巨匠、
トム・ティクヴァが挑む禁断のベストセラー映画化。
音楽も、豪華に。
『香水 ある人殺しの物語』(2006)
サウンドトラック
音楽 ティクヴァ+クリメック+へイル
監督 トム・ティクヴァ
主演 ベン・ホイショー、アラン・リックマン、
レイチェル・ハード・ウッド、ダスティン・ホフマン
パトリック・ジュースキントによる、18世紀フランスを
舞台にした超人的な嗅覚をもつ男の物語。
ティクヴァ作品の特徴は、音楽自身も、彼のチーム
が作り上げていくことで、今回は、なんとこのチーム
(監督と、クリメック+へイルのいつものチーム)作曲に
よるスコアをサイモン・ラトル指揮で、ベルリン・フィル
が演奏する、という豪華さ。ベルリン・フィルの演奏に
彼らのエレクトロ・サウンドも混ざるという編成が
なんとも新鮮。緊張感にあふれた人間ドラマの
サウンド。じっくりお楽しみください。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2006/09/26)